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2011年12月13日

【冷却水漏れ】

玄海原発が冷却水漏れを起こしたとの報道がありました。

『九州電力は9日深夜、定期検査中の玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)3号機で、原子炉補助建屋内にある1次冷却水の浄化やホウ素濃度調整をするポンプから1次冷却水1・8トンが漏れたことを明らかにした。九電は当初ポンプの温度上昇のみを同日午後3時半以降に佐賀、長崎両県や報道各社に伝えたが、1次冷却水漏れは公表しなかった。

 九電によると、9日午前10時48分、3号機の充てんポンプ3台のうち稼働中だった1台で、通常は30~40度の温度が80度以上に上昇して警報が鳴った。このため、休止していた他のポンプに切り替えた。1次冷却水はコバルトなどの放射性物質を含んだ汚染水で、原子炉補助建屋内のピットと呼ばれる回収ますに出たが、回収。外部への影響はないという。

 3号機は昨年12月11日に定期検査入り。原子炉内には燃料が装着されており、冷温停止状態を保つために冷却水を循環させていた。九電は高温になった原因は、冷却水不足や1次冷却水の不良などの可能性があるとみて調べている。

 九電は、温度上昇の警報が鳴った約4時間半後の9日午後3時半以降に佐賀、長崎両県、同6時ごろに報道各社にポンプの異常のみを知らせた。汚染水漏れについては、報道機関の問い合わせに、事実関係を認めていた。九電によると、汚染水漏れが設備内にとどまっているケースでは法規上、公表する必要はないという。九電は「1次冷却水の漏れは原子炉補助建屋内にとどまっており、広報する必要はないと判断した」と説明した。

 経済産業省原子力安全・保安院も、今回のポンプの異常や冷却水漏れは、法令による報告義務の対象にあたらないとしている。ただし、九電からは、警報が鳴ってすぐにポンプを停止し、冷却水が外部に漏れていないことや、モニタリングデータに問題がないとの報告があり、原因を調査することを確認したという。』(12月10日付毎日新聞)

【疑わしきは公開】

3/11の福島原発の核惨事以降、これほど地域住民や国民が疑いの目を向けて見ているときに、なぜここまで官僚的な対応ができるのか到底理解できないのは僕だけでしょうか?九電が意図的にそうしているのなら、もっと罪深いことだと思います。なぜならそうすることで国民の信頼をさらに失うことになるだけでなく、いづれそのような何でも隠す体質が福島第一原発の核惨事以上の事態を招くことになる可能性があるからです。

科学技術がどんなに発達しようとも、巨大で複雑な技術や構築物を動かすのは人間です。最後の砦は人間の判断力なのですが、人間はかならずといっていいほど過ちを犯す。だからこそ航空機などでもフェイルセーフの思想が徹底的に事故防止のために実践されているのではないでしょうか。

原発のように一旦事故を起こしたら取り返しのつかない甚大な放射能被害をもたらす巨大技術を制御し、事故の確率を減らすためには専門家たちが自らの「思い込み」や「常識」を常に疑い、どんな小さなミスでも市民に公開して議論することが最も重要ではないでしょうか。

九電は早く自らの姿勢を糾し、たとえ法律で公開の範囲が決まっていてもそれ以上の情報の公開を行って、より安全なシステムを作っていくための努力を市民とともにやっていくとともに、市民に誠意を見せることが必要だと思いますが、みなさんはどう思われますか?  




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