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2012年04月04日

【一代限り見直し】

博多の屋台は本当に生き残れるのでしょうか?

『福岡市の屋台の将来像を探る「屋台との共生のあり方研究会」の鳥越俊太郎会長は3日、営業許可を「原則一代限り」とする規制を撤廃し、公募制導入などを盛り込んだ提言書を高島宗一郎市長に提出した。市は近く、屋台共生推進本部(仮称)を設置して屋台の実態調査やルール違反の是正に努め、提言を踏まえた「屋台条例」制定の検討を始める。

 提言書は、既存の屋台で廃業者が出て後継者を選ぶ場合や、市の指定地域で新規参入者を募集する場合に公募制を採用するよう要請。業者による後継指名は営業権の売買などの問題が起きる恐れがあるため認めず、公募で第三者を交えた審査をして新たな許可を認めることを求めた。

 一方、市には、屋台従業員対象の講習会実施などを要請。屋台の公益性を認めると共に、ルール違反者への罰則を定めた条例の制定も求めた。』(4月3日付毎日新聞)


【鍵を握るのは経営者】

そもそもなぜ屋台の営業許可が「原則一代限り」となったのでしょうか?それは排水や悪臭、歩道の違法占拠などの問題が表面化したのがきっかけで、福岡市が2000年に「屋台指導要領」を制定し、その中で営業権を原則一代限りとする規則を盛り込んだからです。そして今回、高島市長が観光資源としての屋台を見直すとの方針を打ち出し、「屋台との共生のあり方研究会」という外部専門家を含む諮問機関を作って「原則一代限り」の撤廃を提言するに至りました。

僕は時々博多・中洲の那珂川べりにある屋台街を昼間歩くことがあります。「原則一代限り」の規制が敷かれる前はどれほどひどかったのかわかりませんが、今でも悪臭はするし、決して屋台の設置される場所がきれいになっているとは言えないと思います。

条例を作って行政が観光資源として屋台をバックアップするのはいいことかもしれませんが、結局屋台が本当に市民から愛され、観光の目玉になるためには、やはり屋台の経営者が自ら「原則一代限り」となってしまった原因を突き詰めて自らの姿勢を糾すしかないと思います。その原点がなければ、行政の努力もいづれ水泡と帰してしまうのではないでしょうか。屋台も含めて博多をこよなく愛する博多っ子としては、鳥越さんの今回の提言も複雑な思いで見ています。  




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