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2012年11月22日
【政権公約発表】
自民党が政権公約を発表しました。
『自民党の安倍晋三総裁は21日、党本部で記者会見し、衆院選の政権公約を発表した。「デフレ・円高からの脱却を最優先に、名目3%以上の経済成長を達成する」と明記。2%の物価上昇目標を設定し、日銀法改正も視野に政府と日銀が連携を強化して大胆な金融緩和を行うことも盛り込んだ。外交・安全保障、教育分野では、集団的自衛権行使の明確化や「国家安全保障会議」の設置、教科書検定基準の見直しなど安倍氏の持論が色濃く反映された。
【物価目標3%は非現実的】日銀総裁が安倍氏に反論
安倍氏は会見で「民主党のマニフェストはほとんど実行されなかった。国民の政治への信頼を取り戻すために、できることしか書かない」と強調した。
経済政策では、政権復帰後、速やかに緊急経済対策を行い、大型補正予算を編成することを約束。経済財政運営の要として「日本経済再生本部」を新設する。
また、「日米同盟強化のもと、国益を守る、主張する外交を展開する」と宣言。沖縄県・尖閣諸島国有化を念頭に、海上保安庁の強化を盛り込んだ。自衛隊の人員、装備、予算も拡充する。民主党政権のもとで冷え込んでいる中国、韓国、ロシアとの関係改善にも取り組む。教育では「6・3・3・4制」の学制を見直し、大学の9月入学を促進する。教育委員会制度も抜本的に改革する。
一方、東京電力福島第1原発事故を踏まえたエネルギー政策では、原発再稼働の可否について3年以内の結論を目指し、10年以内に「電源構成のベストミックス」を確立するとの表現にとどめた。【犬飼直幸】』(11月21日付毎日新聞)
【バラマキ、軍備拡張、先送り】
テレビでは「安倍カラー」と表現していましたが、軍国色とでも表現したほうがいいのではないでしょうか。先ずはバラマキと金融緩和による経済再生を掲げて経済の低迷で苦しむ国民に甘い言葉を投げかけて、次に右寄りの安倍氏が従来から掲げていた憲法改正、集団的自衛権の行使などの軍拡路線の実現、最後に少しだけあまり触れたくない問題先送りの典型である原発の再稼働の実現を掲げています。
これって3年前に民主党に政権を奪われたときの自民党とどこが違うんでしょうか? またしても中央官僚と財界にべったりくっついてバラマキを大々的に行って経済を再生? 冗談でしょう、国の財政はすでにガタガタでそんな余裕がどこにあるというんでしょうか? 経済を再生するのは新産業の育成ではないんでしょうか、そのための有力な選択肢が危険な原発から当面の天然ガスコンバインドサイクル発電への転換、自然エネルギー産業の育成ではないでしょうか。復興予算の欺瞞を満足に追及することも出来ずにまたバラマキ? 酷い話です。
そして集団的自衛権の行使や国防軍といった軍事力の誇示をまたしても声高に主張する。任期途中で病気を理由に投げ出したような人がそんなことが出来るのでしょうか。さらにそのための教育改革でないかと勘繰りたくなります。
最後には、脱原発どころか原子力への回帰政策。これから10年も何も決めずに再稼働だけは3年以内にします。それってフクイチを経ても何も反省せず、国民の命も切実な声も無視して、原発問題を先送りして、またしても自民党がもたらした原子力政策の無策による核災害を容認するということではないでしょうか。
自民党が政権に復帰すればまちがいなく時計の針は逆戻りし、日本は次に起こる原子力災害によって経済の再生どころか、経済も社会も文化も再起不能の状況に陥るでしょう。「日本を取り戻す」? 過去何十年も問題を先送りしてきた自民党にそんなことが出来るとは到底思えません。それでもみなさんは自民党に頼りますか?
自民党が政権公約を発表しました。

【物価目標3%は非現実的】日銀総裁が安倍氏に反論
安倍氏は会見で「民主党のマニフェストはほとんど実行されなかった。国民の政治への信頼を取り戻すために、できることしか書かない」と強調した。
経済政策では、政権復帰後、速やかに緊急経済対策を行い、大型補正予算を編成することを約束。経済財政運営の要として「日本経済再生本部」を新設する。
また、「日米同盟強化のもと、国益を守る、主張する外交を展開する」と宣言。沖縄県・尖閣諸島国有化を念頭に、海上保安庁の強化を盛り込んだ。自衛隊の人員、装備、予算も拡充する。民主党政権のもとで冷え込んでいる中国、韓国、ロシアとの関係改善にも取り組む。教育では「6・3・3・4制」の学制を見直し、大学の9月入学を促進する。教育委員会制度も抜本的に改革する。
一方、東京電力福島第1原発事故を踏まえたエネルギー政策では、原発再稼働の可否について3年以内の結論を目指し、10年以内に「電源構成のベストミックス」を確立するとの表現にとどめた。【犬飼直幸】』(11月21日付毎日新聞)
【バラマキ、軍備拡張、先送り】
テレビでは「安倍カラー」と表現していましたが、軍国色とでも表現したほうがいいのではないでしょうか。先ずはバラマキと金融緩和による経済再生を掲げて経済の低迷で苦しむ国民に甘い言葉を投げかけて、次に右寄りの安倍氏が従来から掲げていた憲法改正、集団的自衛権の行使などの軍拡路線の実現、最後に少しだけあまり触れたくない問題先送りの典型である原発の再稼働の実現を掲げています。
これって3年前に民主党に政権を奪われたときの自民党とどこが違うんでしょうか? またしても中央官僚と財界にべったりくっついてバラマキを大々的に行って経済を再生? 冗談でしょう、国の財政はすでにガタガタでそんな余裕がどこにあるというんでしょうか? 経済を再生するのは新産業の育成ではないんでしょうか、そのための有力な選択肢が危険な原発から当面の天然ガスコンバインドサイクル発電への転換、自然エネルギー産業の育成ではないでしょうか。復興予算の欺瞞を満足に追及することも出来ずにまたバラマキ? 酷い話です。
そして集団的自衛権の行使や国防軍といった軍事力の誇示をまたしても声高に主張する。任期途中で病気を理由に投げ出したような人がそんなことが出来るのでしょうか。さらにそのための教育改革でないかと勘繰りたくなります。
最後には、脱原発どころか原子力への回帰政策。これから10年も何も決めずに再稼働だけは3年以内にします。それってフクイチを経ても何も反省せず、国民の命も切実な声も無視して、原発問題を先送りして、またしても自民党がもたらした原子力政策の無策による核災害を容認するということではないでしょうか。
自民党が政権に復帰すればまちがいなく時計の針は逆戻りし、日本は次に起こる原子力災害によって経済の再生どころか、経済も社会も文化も再起不能の状況に陥るでしょう。「日本を取り戻す」? 過去何十年も問題を先送りしてきた自民党にそんなことが出来るとは到底思えません。それでもみなさんは自民党に頼りますか?