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2007年07月20日
【ドリアンって何?】
みなさんはドリアンっていう果物ご存知ですか?
※ドリアンとは・・・フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
ずいぶん以前にインドネシアやシンガポールに出張に行った時に市場で初めて見ました。東南アジアの人たちの間では「果物の王様」と呼んで好まれているものの、その強烈なニオイは好みが分かれるだけでなく飛行機内やホテルなど公共の場所への持ち込みが禁止されているところもあるほどです。それにカタチも色も少しグロテスク。
そんなドリアンの欠点でもある強烈なにおいを消してしまおうという試みがタイで行われているというニュースが目に留まりました。
『タイ農業研究当局の研究者は、強いにおいで有名な果物「ドリアン」の無臭化に取り組んでいる。アジア各地のホテルや航空会社、公共輸送機関の多くで持ち込みが禁止されているドリアンだが、無臭化に成功すれば新たに多くの消費者を獲得できるとの見方が背景にある。
同研究者はロイターの取材に対し「ドリアン農園で生まれた自分にこの果物は特別なもの。ただ、においで敬遠されている。より多くの人にドリアンの味を楽しんで欲しい」と語った。』(7月17日付ロイター)
【成功か失敗か】
ロイターによれば、すでに第一号はカンボジアとの国境付近の農園での過去30年にわたる交配や試験を経て、においが極めてマイルドな「チャンタブリ1号」というドリアンの品種として開発されているそうです。
ニオイさえなければ日本にだって輸出して、マンゴーのように親しまれる可能性だってあるのかもしれません。
でも、その一方でドリアン愛好家の中には、強烈なにおいもドリアンを食べる喜びの一部だと考える人もいるそうで、ロイターによると、ベトナム・ハノイの女性(34)は「においがなければドリアンに興味はないし、加工食品を食べるのと同じようなもの。強いにおいで他の人が食べられないものを食べることに誇りを持っている」と述べたそうです。
果たして、あのニオイをガマンして食べることが「誇り」なのかどうか・・・いづれにしてもこの新しいドリアンの開発の成否、興味深々ですね。
みなさんはドリアンっていう果物ご存知ですか?
※ドリアンとは・・・フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
ずいぶん以前にインドネシアやシンガポールに出張に行った時に市場で初めて見ました。東南アジアの人たちの間では「果物の王様」と呼んで好まれているものの、その強烈なニオイは好みが分かれるだけでなく飛行機内やホテルなど公共の場所への持ち込みが禁止されているところもあるほどです。それにカタチも色も少しグロテスク。
そんなドリアンの欠点でもある強烈なにおいを消してしまおうという試みがタイで行われているというニュースが目に留まりました。
『タイ農業研究当局の研究者は、強いにおいで有名な果物「ドリアン」の無臭化に取り組んでいる。アジア各地のホテルや航空会社、公共輸送機関の多くで持ち込みが禁止されているドリアンだが、無臭化に成功すれば新たに多くの消費者を獲得できるとの見方が背景にある。
同研究者はロイターの取材に対し「ドリアン農園で生まれた自分にこの果物は特別なもの。ただ、においで敬遠されている。より多くの人にドリアンの味を楽しんで欲しい」と語った。』(7月17日付ロイター)
【成功か失敗か】
ロイターによれば、すでに第一号はカンボジアとの国境付近の農園での過去30年にわたる交配や試験を経て、においが極めてマイルドな「チャンタブリ1号」というドリアンの品種として開発されているそうです。
ニオイさえなければ日本にだって輸出して、マンゴーのように親しまれる可能性だってあるのかもしれません。
でも、その一方でドリアン愛好家の中には、強烈なにおいもドリアンを食べる喜びの一部だと考える人もいるそうで、ロイターによると、ベトナム・ハノイの女性(34)は「においがなければドリアンに興味はないし、加工食品を食べるのと同じようなもの。強いにおいで他の人が食べられないものを食べることに誇りを持っている」と述べたそうです。
果たして、あのニオイをガマンして食べることが「誇り」なのかどうか・・・いづれにしてもこの新しいドリアンの開発の成否、興味深々ですね。