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2010年03月23日
【オバマの勝利】
やっとのことでオバマ大統領がひとつ大きな勝利を勝ち取ったようです。
『米下院は21日夜(日本時間22日午前)の本会議で、オバマ大統領が内政の最重要課題に掲げてきた医療保険改革法案を賛成219、反対212の賛成多数で可決した。上院は昨年12月に通過しており、3000万人以上が新たに保険に加入可能となる医療保険改革法が大統領の署名を経て成立する。先進国で唯一なかった「国民皆保険」制度が事実上導入され、米国の医療保険制度は歴史的な転換を遂げる。
オバマ大統領は下院での可決を受けホワイトハウスで声明を発表、「きょうの投票は一つの政党の勝利ではなく、米国民の勝利だ」と称賛した。』(3月22日付時事通信)
【歴史的な転換】
確かにオバマ大統領が言うとおり、これはアメリカにとって歴史的な日になるだろう。なにしろ今まで先進国でありながら国民皆保険の制度がなかったのはアメリカだけと言われており、今のクリントン国務長官も夫が大統領の時に試みたものの失敗に終わっていたのだから。
これでアメリカの抱える医療保険のすべての問題が解決するものではないかもしれない。しかし、米連邦議会予算事務局(CBO)によると、法案可決により保険制度に未加入の米国民3200万人に保険が提供される見通しだとされており、医療費がべらぼうに高いアメリカにあって無保険者にとっては少しでも救いになることは間違いないだろう。
言葉だけではなく、何度も、何度も国民に訴え続け、議会との協議も重ねて実現した今回の法案可決はオバマ大統領にとっては大きな、大きな政治的勝利になったことは間違いない。まさに有言実行を示した大きな一歩なのだ。
それに対して、半年経っても迷走ばかり続けて、言葉も理念も実行力も乏しい鳩山首相やその周辺とは大違いだ。
やっとのことでオバマ大統領がひとつ大きな勝利を勝ち取ったようです。

オバマ大統領は下院での可決を受けホワイトハウスで声明を発表、「きょうの投票は一つの政党の勝利ではなく、米国民の勝利だ」と称賛した。』(3月22日付時事通信)
【歴史的な転換】
確かにオバマ大統領が言うとおり、これはアメリカにとって歴史的な日になるだろう。なにしろ今まで先進国でありながら国民皆保険の制度がなかったのはアメリカだけと言われており、今のクリントン国務長官も夫が大統領の時に試みたものの失敗に終わっていたのだから。
これでアメリカの抱える医療保険のすべての問題が解決するものではないかもしれない。しかし、米連邦議会予算事務局(CBO)によると、法案可決により保険制度に未加入の米国民3200万人に保険が提供される見通しだとされており、医療費がべらぼうに高いアメリカにあって無保険者にとっては少しでも救いになることは間違いないだろう。
言葉だけではなく、何度も、何度も国民に訴え続け、議会との協議も重ねて実現した今回の法案可決はオバマ大統領にとっては大きな、大きな政治的勝利になったことは間違いない。まさに有言実行を示した大きな一歩なのだ。
それに対して、半年経っても迷走ばかり続けて、言葉も理念も実行力も乏しい鳩山首相やその周辺とは大違いだ。