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2010年11月02日

【示威行動】

ロシアのトップが日本訪問の前に北方領土を訪問しました。

『ロシアのメドベージェフ大統領は1日、日本の警告を無視して北方領土訪問に踏み切り、ロシアの「領有権」を実力行使で一方的に誇示した。

 日本が「4島返還」の旗を降ろさない限り実効支配を続け譲歩を拒否する意思表示でもある。

 露側は今回の訪問を、「大統領が自国領土を訪れるもので、外国の指図は受けない」(大統領府)と位置づけた。日本の「日露関係に重大な支障が生じる」(前原外相)という警告も、「大統領の国内視察と対日関係には、何の関連もない」(ラブロフ外相)と突っぱねた。

 注目されるのは、ロシアと中国が歴史問題での「共闘」を確認した直後に大統領が北方領土を訪問したことだ。ロシアは胡錦濤国家主席の働きかけもあって今年7月、日本が第2次世界大戦の降伏文書に署名した9月2日を「終戦記念日」に制定。9月下旬に訪中した大統領は、首脳会談で「大戦の歴史改ざん」にともに立ち向かう共同声明を出した。「大統領は、尖閣諸島問題での中国への対応を見て、菅政権に強い対応はとれないと踏んだ」(露元政府高官)との観測も広がる。

 北方領土訪問の目的は、戦後65年間、ソ連共産党書記長やロシア大統領が行けなかった係争地に足を踏み入れることで、「強い指導者」像を国内向けにアピールすることとみられる。国後島では連邦予算で整備した発電所や港湾、空港を駆け足で回り、住民に北方領土の発展に取り組むと明言した。2012年の大統領選に向けた大統領とプーチン首相の主導権争いの舞台として、北方領土が利用された面は否定できない。

 だが、その真意はどうあれ、大統領が「北方領土上陸」というカードを切ったことで、菅政権は新たな対応を迫られる。

 露側は、日本が強硬姿勢を取れば一層反発し、「弱腰」と見れば政治問題は棚上げして経済協力を先行させる実利外交でたたみかける構えだ。「日本固有の領土」にロシア大統領が踏み込むのを阻止できなかった日本が、外交面でロシアにどう反撃するかは、対中国をはじめ周辺国との関係をも左右することになる。』(11月1日付読売新聞)


【四面楚歌】

こういうニュースを見ていると、わが祖国「日本」の最近の状況は、自分で自分の首を絞めてみたり、「日本は弱い」と見た他国からいいようにやられるままという感じがするのは僕だけだろうか。いたずらに愛国心を煽るつもりはないが、尖閣諸島の領有権問題を巡る中国の態度を見ても、今回のロシア大統領の北方領土訪問を見ても、なぜ日本はこれほど情けない状況に陥ってしまったのだろうと思わざるを得ないというのが正直な気持ちだ。

その上、強固な同盟関係を築いているはずの米国との関係も、民主党政権の度重なる失態で信頼関係にヒビが入ったままだ。ロシアも中国もこの隙をねらってきているのだ。

客観的に見れば日本の国力がロシアや中国から見くびられるほどに錆びついたわけではない。いや、経済力や文化力、市民力といった物差しで見れば確かにそうなのだが、日本政府の外交力や国家戦略を見据えた先見力といった点で確実に金属疲労を起こしているのだ。

急速に高齢化が進む中で、国の借金は他の先進国とは比べものにならないほど積み上がり、国民も政治家も危機意識のかけらもなく個人の享楽や物欲に走り続けていれば、やがて国力をつけた中国やロシアに力でねじ伏せられ、祖先の土地を奪われることになりはしないか。杞憂にならないことを祈るばかりだ。  




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