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2009年03月16日

【今年の桜開花予想】

今年の桜も例年より少し開花が早まりそうですね。

『気象庁は11日、関東から九州にかけての2回目の桜(ソメイヨシノ)の開花予想日を発表した。3月のこれまでの気温が平年より高く推移し、今後も高い見込みで、予想開花日は前回(4日)発表と同じか1日早まった地点がほとんど。観測47地点の9割以上に当たる43地点で平年より早く開花すると予想している。最も早いのは熊本の3月16日。』(3月11日付毎日新聞)

ここ福岡でも、全国で最も早くソメイヨシノが3月13日に開花したとのニュースもありました。これは平年より13日も早い開花だそうです。

【年々早まる開花】

桜の開花は毎年、日本の春の到来を告げてくれる季節のバロメーターのようなものですが、このところその時期が感覚的にも早まっているのがわかります。そう思っていたら、ショッキングなニュースが目に留まりました。

『地球温暖化が進むと、桜(ソメイヨシノ)の開花日が今世紀末には最大で4週間近く早まることが、九州大の伊藤久徳教授(気象学)らの分析で分かった。北日本では早まる一方、房総半島や伊豆半島、南九州などでは開花日が遅れ、開花しない地域も出てくるという。25日から開かれる日本農業気象学会で発表する。』(3月15日付毎日新聞)

4週間近く早まると言うことは、今年と比較すると熊本では2月半ばには桜が開花するということです。そのころには日本全国、梅が1月、桜が2月、学校の入学式の時期には桜は見られないということになるのでしょうか。日本の季節感、日本の文化にも多大な影響を与えそうな変化ですね。

【急務の地球温暖化防止】

もっと驚くべきことは、冬の気温が上昇することで桜の開花に必要な「休眠打破」(注)という現象が起きにくくなり、南九州など一部の地域では今の沖縄のように桜の開花自体がなくなってしまうということです。

桜の開花自体が見れなくなる・・・・そういうことが実際に起こってくるのです。今世紀末と言えば、まだ90年近くあるなどと思ってはいけません。気象の変化は高低を繰り返しながら、刻一刻と迫ってくるものですし、地域差も大きいですから、何十年も待たずともこれから様々な重大な変化が身近に起こってくることが充分予想されます。

僕は今年から敢えて「地球温暖化」を「地球高温化」と呼ぶことにしていますが、この桜開花についての研究を発表する九大の伊藤教授の言葉を借りれば、今回の研究は「気候変動が桜の開花という身近な出来事にも影響を与えることがよく分かる結果で、温暖化防止は緊急の課題だ」ということを一般人の僕たちにも知らしめてくれました。みなさんはどう思われますか?

(注)「休眠打破」とは、木が眠りから覚めるという現象を指す。例えば、ソメイヨシノが、冬の間、最高気温10度以下の寒気に約60日間さらされることで、春になって気温が上昇し桜が眠りから覚めることを言う。

  




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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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