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2009年03月30日

【アース・アワー】

世界中の市民が今、人間が自ら招いた地球の危機に少しずつではあるが立ち上がろうとしています。それは気候変動への警鐘です。

『気候変動への取り組み姿勢を表明するため、午後8時半から1時間一斉消灯する毎年恒例の「アース・アワー」が28日、世界83カ国で行われた。

米東海岸ではワシントン市内の連邦議会議事堂や、ニューヨーク市内のエンパイア・ステートビルおよびセントラルパークなどが、消灯で暗闇に包まれた。ロンドンの目印になっている国会議事堂の時計塔(ビッグ・ベン)も、照明が消された。

アース・アワー発祥の地であるオーストラリアのシドニー市内では、海岸沿いのオペラハウス消灯を大勢の見物人が見守った。アジアではフィリピン国内の650自治体が参加。中国では昨年の北京五輪会場となった国家体育場(鳥の巣)や国家水泳センター(ウォーターキューブ)のほか、20都市の明かりが消えた。

このほか、エジプトのピラミッド、バチカン、ナイアガラ滝、エッフェル塔、アテネのアクロポリス、ラスベガスのカジノ街といった著名建造物や観光地で消灯が行われた。

アース・アワーは今年で3回目で、世界自然保護基金(WWF)が支援している。WWF関係者はCNNに対し、今年の参加者は全世界で1億人との見通しを示した。』(3月29日付 CNN.co.jp)


【日本の都市がない?】

しかしながら、このニュースには少し落胆しました。伝えられているのは外電ばかり。CNNや時事通信などであり、日本の新聞メディアもテレビもほとんど大きくは報道していなかったように思います。一体、日本のどこかの都市は参加したのだろうかという疑問が直ぐに湧いてきたのです。

※写真はアース・アワー前後のラスベガス

案の定、日本の都市の参加はありませんでした。報道によればこのキャンペーンは世界自然保護基金が支援しているもので、今年も世界の22都市が参加したとのこと。その中には、アース・アワーの発祥の地シドニーから、ニューヨーク、ロンドン、シカゴ、バンクーバー、コペンハーゲンなどの欧米の諸都市に加え、バンコク、マニラなどアジアの大都市も加わっています。その中に「東京」の名前がないのは寂しい限りでした。みんな高速道路の1千円通行や定額給付金にばかりに心を奪われているのでしょうか。

【市民の力】

僕はこのアース・アワーなるものが、気候変動への取り組みに関してどのくらい世界の市民が関わっているのか詳しくは知りませんが、少なくとも「低炭素社会」の構築を国が世界に提言し、京都議定書の締結が行われ、世界で最も省エネが進んでいると自慢している「この国」のどこの都市も参加していないというのはどう捉えたらよいのか困惑しています。

本当に気候変動への取り組みを市民レベルで真剣に考えていかないと、様々な利益団体や政府や行政の思惑に引っ張られて、結果として無駄な努力や犠牲を強いられ、地球温暖化の回避も出来なくなるのではないかと危惧するばかりです。このアース・アワーへの不参加もそういう建前と本音ばかりが先行し、市民も無関心な日本の姿勢を象徴する出来事なのではないでしょうか。みなさんはどう思われますか?

《参考》

・「アース・アワー」参加を呼びかける世界自然保護基金のウェブ・サイト
  




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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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