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2010年01月28日

【芝生による緑化】

いいと思ってやっていることが逆の結果を生むことはよくありますが、芝生による緑化もその一例かもしれないというニュースが目に留まりました。

『都市部の公園などに芝を植えるとかえって地球温暖化を加速する恐れのあることが、米カリフォルニア大アーバイン校の分析で分かった。施肥や手入れのため、芝が吸収する約4倍の温室効果ガスを排出してしまうという。調査対象は米国だが、日本でも進む都市の緑化政策に一石を投じそうだ。米地球物理学誌「ジオフィジカル・リサーチ・レターズ」電子版に掲載された。

研究チームは同校近郊にある4カ所の公園の芝や土壌を分析。二酸化炭素(CO2)吸収量と、草刈り機の燃料によるCO2、肥料使用に伴う一酸化二窒素(N2O)などの排出量を比較した。N2Oは、CO2の約310倍も温室効果が強い。ともに京都議定書で排出削減の対象ガス。

 その結果、観賞用の芝では、吸収分の約1~3割に相当するN2Oを排出していることが分かった。手入れのための燃料使用による排出分も含めると、吸収分の約4倍の温室効果ガスを排出していた。運動場用芝は、頻繁に植え直すことから、土壌に蓄えられるCO2が少なく、観賞用の芝より吸収効果が小さかった。

 同大によると、芝についてN2Oを含めた吸収量と排出量を比較したのは初。日本国内では、排出を抑制する施肥方法の研究も進んでいる。』(1月23日付毎日新聞)


【意外な結果?】

それにしても肥料使用に伴う一酸化二窒素(N2O)の排出量がCO2の約310倍も温室効果が強いというのは驚きでした。メタンガスはCO2の21倍ですから桁外れに影響が大きいことになります。

芝生は都市の公園や屋上などいろいろな場所に最近使われることが多くなっており、当然都市の美観だけではなく、温室効果ガスの削減に役立つような宣伝が一般的には行われていることが多いのではないでしょうか。

こういう研究結果が出てきた以上、行政も民間も都市の緑化に芝生を活用しようと考えているところは真剣に芝生の利用方法について再検討することが必要ではないかと思います。

  



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