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2011年09月28日

【地震が壊した?】

津波よりも地震が先に格納容器を壊した疑いが強くなりました。

『東日本大震災直後に、東京電力福島第一原子力発電所2号機の格納容器が損傷、直径約7・6センチ相当の穴が開いた可能性のあることが、日本原子力研究開発機構の柴本泰照研究員の模擬実験で分かった。

 格納容器の損傷度を示す具体的な数値が推定されたのは初めて。北九州市で開かれている日本原子力学会で21日、発表された。

 柴本さんは、交流電源が喪失した後に、蒸気で注水を継続する非常用冷却装置「原子炉隔離時冷却系」(RCIC)の動作状況、圧力の推移など東電が発表したデータを活用。RCICへの水の供給源は、震災14時間後に、枯渇した復水貯蔵タンクから格納容器の底部の「圧力抑制室」に切り替わった。

 この場合、熱が外部に逃げないため、圧力は、震災後、2日程度で設計圧力(約5気圧)の2倍まで急上昇する。しかし、実際は、圧力の上昇は緩やかで、7気圧に達するまで3日以上経過していた。』(9月22日付読売新聞)

【重大な事実】

津波よりも前に地震によって圧力容器が損傷していたというのは極めて重大な事実です。福島第一原発の核惨事にそういう可能性があったことだけでも地震が多発する日本の原発の安全性を今後も担保していくためには、しっかりとした議論と検証が求められなければなりません。

しかし、政府や電力会社からは今のところ福島第一原発の核惨事は津波が原因だったという認識を示しているだけです。その証拠に事故後の安全対策は津波の緊急対策しか盛り込まれず、全国の原発の耐震指針の見直しはいっさい行われていません。これは彼らによる新たな「嘘」の始まりでしょう。

野田首相は先の国連総会で世界に対して「日本は原子力発電の安全性を世界最高水準に高めます」と宣言しましたが、津波がすべての原因だったかどうかも検証されていない段階でこんな宣言を一国の首相が出すこと自体、世界に対する嘘つきの始まりです。本気で世界最高水準の安全性を求めるなら、先ずフクシマの事故は地震が原因だったのてはないかということに疑いを持って真摯に取り組むことから始めるべきではないでしょうか。原発について嘘をウソで塗り固める国家のやり方をこれ以上続ければ国家はフクシマよりも酷い事故によって破局に至ることになるでしょう。

福島第一原発2号炉の「穴」が、野田首相の演説をあざ笑っています。  




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