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2008年06月12日

【断固たる措置】

ついに車没収まで取締りが強化されたそうです。

『イタリア当局は、アルコールや禁止薬物の影響下で自動車を運転した違反者を対象に、車の没収を開始した。西欧諸国の中でも特に多い交通事故死を減らす狙いがある。
 先月末に施行された新しい法律では、禁止薬物に陽性反応を示したり、血中アルコール濃度が法定水準を超えたドライバーは、自動車が没収される可能性があるほか、罰金や禁固刑も強化された。
 没収された車は、競売に掛けられるか、警察で利用されることになっている。』(6月4日付ロイター通信)


【ワイン大国の飲酒癖】

それにしてもイタリアと言えばおいしいワイン。みんな朝から晩までワイン漬けではないかと想像してしまうのですが、実際に夕食時にワインを飲んでそのまま車に乗るのは当たり前で、飲酒運転に対してもつい最近までずいぶん寛大なお国柄だったようです。

その結果、イタリアの交通事故死亡者は年間5000人、事故が原因で重度の障害者となってしまう人が2万人、負傷者は30万人。そのうち、かなりの数が飲酒運転がらみのようで、さすがに当局も慌てて最近取り締まりを厳しくしているようなのです。イタリア在住18年の方が書いておられるブログ「イタリアの言の葉」から引用させていただきますと、次のような現状だとのこと。

『免許を取ったばかりの若年層(イタリアでは50ccのバイクは16歳から、自動車免許は18歳の誕生日6ヶ月前から試験が受けられます。)に特に事故率が高く、15歳から29歳までのイタリア人の死因№1は交通事故死だそうです。

イタリア人のアルコール摂取に関する調査では、300万人が習慣的にアルコールを摂取すると答えており、そのうち100万人はアルコール依存症だそうです。

初めての飲酒年齢は11歳から12歳と、EU諸国の平均年齢14歳よりかなり低く、未成年を含む7%の若者が、週3回以上飲酒すると答えています。

アルコールと自動車事故との関係は、45%の事故原因が飲酒運転と、高い数値が出ています。イタリアは飲酒運転常習国なのです。』


【最後の手段】

これは放っておくわけにはいかないでしょう。日本でも2年ほど前でしょうか、福岡で三人の幼い子供の命を奪った飲酒運転事故が大々的に報道されてから、飲酒運転に対する市民の怒りに応える形で警察当局が取り締まりを厳しくした結果、飲酒運転を原因とする死亡事故はかなり減ってきていると聞いています。

たんなるその場の酒の楽しみのために命を奪われたのでは、たまったものではありません。やはり流れとしては飲酒運転は厳罰で臨むべきということでしょう。僕も賛成です。

それにしてもイタリアらしいのは、没収した車を競売にかける他に、警察がそのまま利用するというのが面白いですね。

でも当局に没収されずとも、ガソリン高騰で車が容易に持てなくなる時代が目の前に来ているのかもしれません。

  




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