2008年02月06日

【再生医療の驚異】

再生医療の進歩はとどまるところを知らないようだ。

『あらゆる細胞に分化する万能性を持つヒト胚性幹細胞(ES細胞)から、網膜の細胞を効率よく作ることに理化学研究所と京都大の共同研究チームが成功した。細胞移植によって網膜を再生できれば、失明の恐れがある網膜疾患の根本的な治療法につながると期待される。米科学誌「ネイチャー・バイオテクノロジー」(電子版)に3日、掲載された。

 視野が著しく狭くなる網膜色素変性や、視力が低下する加齢黄斑変性などの網膜変性疾患は、高齢者の失明原因の上位を占める。網膜はいったん損なわれると修復が極めて困難なため、有効な治療法はほとんど確立されていない。

 理研発生・再生科学総合研究センターの高橋政代チームリーダーは「安全性の検証などまだ多くの課題があるが、10年以内に臨床応用の試験を開始したい」としている。』(2月4日付産経新聞)


【現在は対症療法のみ】

つい最近、網膜に傷があることがわかってレーザー治療手術を受けたのですが、その手術に至るまでの診療過程で驚いたのは、人間の網膜は現在の医療技術では再生できないという事実でした。

すなわち、網膜に傷が出来たり、網膜はく離を起こしたり、あるいはこの記事にあるように高齢になって罹ることが多いといわれる網膜変性疾患は失明に至ることもあるといいます。そして網膜が再生できないため、その治療は対症療法でしかないのが実情なのです。

実際、眼科医にかかって初めてわかったのですが、レーザー手術も単に網膜にリベットを打って穴が大きくなるのを防ぐだけといったまさに「対症療法」なのです。これには本当に驚きました。

【今後の再生医療に期待】

そんな中での今回のニュースは、網膜の病気に悩む人には朗報です。といってもまだまだ研究段階で実際に治療に使われるようになるには未だ長い時間がかかるのでしょうが、一筋の希望の光が見えてきたのは大事なことですね。

網膜に限らず、脱毛や薄毛を再生させたり、老化した肌を若返らせたりと再生医療の進歩はとどまるところを知りません。

これからの医療の進歩に大いに期待したいですね。  



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