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2008年05月22日

【快走、プリウス】

『トヨタ自動車は15日、97年12月に発売した世界初の量産型ハイブリッド車「プリウス」の世界累計販売台数が4月末で102万8000台となり、100万台を突破したと発表した。同等クラスのガソリンエンジン車と比べ、「約450万トンの二酸化炭素の排出抑制効果があった」(同社)と試算している。

 プリウスは国内で販売を開始した後、00年からは米国など海外でも販売。現在は世界43カ国・地域で販売している。

 発売当初は売り上げが伸びなかったが、世界的な環境問題への関心の高まりを受け、04年には年間販売台数が前年比3倍の12万5700台と初めて10万台を超え、07年は同5割増の28万1300台と急増している。』(5月16日付毎日新聞)


【ハイブリッドの魅力】

我が家も昨年、ガソリンをがぶ飲みしていたワゴン車からプリウスに乗り換えましたが、そのプリウスのおかげで家計は相当助かっています。なにしろリッター5キロしか走らなかったワゴン車からリッター平均20キロは堅いハイブリッド車に代えたわけですから燃費はほぼ4分の1に激減したのです。(もちろん、その分プリウスは一般ガソリン車に比べると数十万円は割高なのですが、トヨタの販売員の口車に乗せられることなく、カーナビやアクセサリーを極力装備しなければそれほど割高感はありませんし、環境の時代の先端をいくハイブリッドに乗っているという高揚感と、これから10年乗ってガソリン代が節約できると思えば安いと思えないこともありません)。

そして折からのガソリンの高騰。ワゴン車に乗っていた数年前は80円台だったガソリンは今は160円近い高値。1リッターで倍のガソリン代を払っているのですから、燃費効率はお金のないサラリーマンにとってはまさに死活問題です。

【風雲急】

しかし、そんな一介のサラリーマンの優越感など一夜にして吹っ飛ばすほど時代の変化はめまぐるしく、まさに風雲急を告げているといった感じです。今年に入っての原油価格の高騰はすでに127ドル/バーレルに達し、石油200ドル時代はもう目の前、ガソリン価格も1リッター300円というのもあながちあり得ない数字ではなくなってきたようです。

ハイブリッド車でもわれらサラリーマンには乗れない時代がすぐそこに来ている。マネーがなければ、一般庶民は車中心の生活、車社会から否応なしに決別させられる時代が来ているのです。

ライフスタイルを一体どう変えていくべきか。迫りくる気候変動と資源高騰の荒波の中で、単なる自然愛好や自然保護では済まされない生活観、価値観の見直しが必要になってきたようですね。プリウス100万台突破のニュースにそんなことを考えさせられました。みなさんはどうお考えですか?
  




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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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