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2009年05月08日

【百日の変化】

アメリカ大統領は就任後100日までに何が出来るかでその業績を評価されます。これは1933年に、大恐慌への対応としてすばやく「ニューディール政策」を発表したフランクリン・ルーズベルト大統領以来の慣例になっています。

もちろん、4月30日で就任100日目を迎えたオバマ大統領も例外ではありません。5月4日号タイム誌はカバーストーリーに「100日」("100 Days")と題してオバマ大統領の日常を捉えた写真とエッセイを掲載しています。

果たして、タイム誌のオバマ評は?


【ルーズベルト以来?】

Joe Klein記者によれば、オバマ大統領の現在までの評価は、正念場はこれからだとしながらも、フランクリン・ルーズベルト大統領以来最も印象深いと述べています。そう、メディアとしては異例なほど絶賛しているのです。
Obama's start has been the most impressive of any American President since F.D.R. The biggest tests are ahead of him.

一体、どういう実績をもってそう判断しているのでしょうか?

一言で言えば、オバマは、ブッシュの8年間だけでなく、レーガン以来失われたアメリカの信頼を回復すべく、猛烈なスピードで革命的な変革を実行していこうとしているということです。また、大多数のアメリカ国民も今のところそれを支持している。

具体的な事例を挙げると、先ずはこの3ヶ月で未曾有の金融経済危機を乗り越えるべく7890億ドルの景気刺激法案を始めとする15にものぼる法案を議会に通過させました。これだけでも過去の政権ではありえなかったことです。

また、就任前の公約どおり、グアンタナモ収容所の即時閉鎖や、イラクの撤退時期明示、キューバやアフガニスタンに対する政策などを次々と発表し、明確な「変化」を感じさせます。

【これからの挑戦】

日本から見ていても、その有言実行と政策のスピード、政権の信頼感などどれをとっても目覚しいものがあると感じるのは僕だけでしょうか。少なくとも日本の麻生政権とは雲泥の違いです。一旦、危機に直面すると強いアメリカの底力みたいなのものが感じられます。

しかし、オバマにとって難題はまだまだ山積しています。あまりにもドラスチックなやり方が、例えば金融業界や自動車業界などのエグゼクティブの反発を招かないか、今までは協力的だった議会もCO2排出削減のためのキャップ&トレードプログラム法案や医療保険制度の抜本的な見直し法案などに反旗を翻すのではないか、そして未だ着手していない中東和平を巡る対イスラエル政策で有効な手立てが打てるのかなどです。

これらの難問を考えると、この100日間は次々と難題を解決していったオバマ大統領ですが、まだまだゲームは始まったばかりと言えるかも知れません。みなさんはどう思われますか?  




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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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