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2009年11月12日

【運び屋】

マレーシアで麻薬の運び屋の疑いで日本女性が逮捕されたとのニュースがありました。

『日本人女性(35)がマレーシアに覚せい剤を持ち込もうとし、同国の税関当局に拘束された。マレーシアは麻薬に厳しく、日本人女性が死刑になる可能性が高まっている。日本と比べると、刑の重さに雲泥の差がある。

クアラルンプール空港で2009年10月30日に拘束されたのは、元看護士の竹内真理子容疑者。覚せい剤4・7キロ・グラム、末端価格で約3200万円分を所持していた。スーツケースの底に隠して持ち込もうとし、危険薬物法違反の容疑で逮捕された。調べに対し、「荷物は預かったものだ」と供述。電話で日本にいる母親に「こんなことになってごめんなさい」涙を流し謝っていると報道されている。』(114日付J-CAST NEWS)


【恐ろしい刑罰】
最近、韓国でも日本に麻薬を持ち込もうとした日本人が15人ほど逮捕されたというニュースがありました。15人の大半はマレーシアやトルコ、南アフリカなどから仁川空港に入国しようとした際に摘発され、15人のうち8人は既に懲役4年から2年6月の実刑判決を言い渡されたとのことでした。

韓国では、麻薬などの密輸にかかわると通常は懲役5年以上だそうですが、「初犯で、単なる運搬役であることを考慮した軽い量刑」ということです。日本ではノリピーの例でもあるように、 麻薬の所持や使用による罰が非常に軽いとされていて、初犯だと執行猶予が付くのが普通だし、芸能人ならば、暫くすると仕事に復帰している例が多々あります。

しかし、今回の日本人女性の場合はマレーシアでの逮捕で、記事によればマレーシアの場合には麻薬に厳しく、ヘロイン・モルヒネ15g以上、マリファナ200g以上を所持した場合は死刑。外国人であっても極刑もありえるそうで、1989年には英国人1人が絞首刑、90年には香港市民8人が死刑執行されたとのこと。恐ろしいですね。

1970年代にアメリカ人青年が中近東で麻薬密輸の罪で捕まえられ、脱走するという映画「ミッドナイトエクスプレス」という映画がありましたが、今でも麻薬の密売の罪は中国をはじめ多くの国で重い刑罰が課せられます。くれぐれも安易に人の荷物を海外で預かったりしないようにしないといけませんね。

  
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