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2007年09月17日

【地元の反応】

自民党内での自民党総裁選に向けたここ数日の急展開に僕ら地元福岡もとまどっています。

『麻生太郎自民党幹事長の総裁選出馬表明を受け、地元の飯塚市の事務所では14日午後から秘書が党関係者へのあいさつに駆け回った。同党の各派閥が雪崩を打って福田康夫元官房長官支持に流れる中、事務所では「状況は非常に苦しいが、党員、国民に支持を訴えていきたい」と気合を入れた。
 同日午後3時の麻生氏の出馬表明後、同事務所には激励の電話が相次いだ。猿渡修一所長は「これほどまでに各派閥が福田氏支持に流れるとは思っていなかった。その厳しい状況の中で、よくぞ(総裁選出馬を)決断された。やれるだけのことはやりたい」と厳しい表情で話した。今後は、主に電話作戦で、九州各地の自民党関係者へ支持を訴えていくという。
 飯塚市の斉藤守史市長は「この難局を乗り切ることができるのは、麻生幹事長しかいないと確信している。国政の安定、発展はもとより地域経済活性化のためにも『日本のリーダー』が筑豊地区から選出されますことを切望している」とコメントした。
 嘉麻市の松岡賛市長は「混とんとした今だからこそ、派閥にとらわれないで国民本位の政治を行うことが期待できる麻生総理大臣誕生のため、総力を結集しなければならず、必勝をお祈りしたい」とコメントした。』(9月15日付西日本新聞)


【致命傷】

それにしても麻生幹事長にとっては大きな誤算だったでしょう。まさか、一日で福田氏に支持がこれほど集まるとは・・・政治は非情な世界ですね。

僕ら素人が見ていても麻生氏はあまりにも安倍政権に近すぎた。今回の内閣改造劇でも安倍首相の相談役として動き、そのかいあって(?)幹事長になっていたのだろうと理解していましたから、その安倍首相が政権を途中で投げ出した以上、麻生幹事長に責任論が出てくるのは当然だと言えば当然ですね。そこが致命傷になったということです。

でも「福岡の地元から総理大臣を」という素朴な応援の気持ちも強くあります。確かに、外相時代の「アルツハイマー発言」など発言は軽いことが多く、ちと危なっかしい坊ちゃん的なイメージはあるけれど、それだけに親しみがもてるのも確かです。

【時代に逆行する自民】

今回の自民党総裁選びは、やり方を誤れば政権交代の引き金になるくらい重要なものです。にもかかわらず、投票前から派閥力学による事実上の福田氏総裁確定という流れになって、自民党は小泉以前の派閥の寄り合い所帯に逆戻りした感があります。党の緊急事態だからやむをえないと言えばそれまでなのでしょうが、国民はちゃんと見ているということを忘れないでもらいたいですね。

もう事実上、次の総裁は福田氏に決まったようなものなのでしょうが、だからこそ麻生氏にはしっかり福田氏と対峙して、明確な対立軸を示した論戦を張ってもらいたいですね。

《参考》

・麻生太郎のオフィシャルサイト  



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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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