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2008年04月08日

【巨星落つ】

米国映画界の巨星が遂に落ちた。

『米アカデミー賞受賞俳優のチャールトン・ヘストン氏が5日夜、ビバリーヒルズの自宅で死去した。家族が声明で明らかにした。84歳だった。
 それによると、全米ライフル協会の会長を務めたこともあるヘストン氏は妻リディアさんにみとられての最期だった。
 映画「十戒」のモーセ役で俳優として頭角を現したヘストン氏は、2002年にはアルツハイマー症に見舞われたことを発表していた。』(4月6日付ロイター)


子供の頃に見た「ベンハー」の勇姿は今も目に焼きついている。

【マッチョなヒーロー】

チャールトン・ヘストン
 - イリノイ州エバンストン生まれ。兵役後、俳優活動を始め、ノースウエスタン大学で演劇を学んだ後、50年に、「虐殺の街」で本格的に映画デビュー、「地上最大のショウ」(52年)のサーカス団長役で注目された。映画界で注目を集めたのは「十戒」(56年)の預言者モーゼ役。その後、大作「ベン・ハー」で数奇な運命をたどるローマのユダヤ人貴族を演じ、スターの地位を確立した。重厚な存在感で史劇への出演が多く、70年代に制作された「アントニーとクレオパトラ」では監督も務めた。
 一方、世界的大ヒットとなった「猿の惑星」(68年)でSFに初挑戦し、近未来の暗たんとした都市生活を描いた「ソイレント・グリーン」(73年)にも主演。さらに多くのファンを獲得し、ハリウッドを代表する男優として一時代を築いた。(4月6日時事通信より一部引用) 


「十戒」でも「ベンハー」でも「猿の惑星」でもチャールトン・ヘストンは米国の典型的なマッチョなヒーロー役だった。西部開拓時代から一貫してアメリカ人が尊敬するヒーローの「かたち」だ。

そんなヘストンは映画の中だけではなく、実社会でもタカ派のヒーローとして公民権運動への取り組みや、全米ライフル協会(NRA)の会長(98~03年)として銃規制撤廃を目指したり保守色の強い米国の象徴的存在だった。

【新しいヒーロー像】

しかし、アメリカも変わりつつある。例えば、カリフォルニア州知事のシュワルツネガー氏。マッチョなヒーローのイメージは変わらないが、保守としてのヒーローよりも州独自の排ガス規制導入や地球温暖化問題への対応にも熱心なグリーンなヒーロー像にもなっているのだ。

時あたかも、大統領選の真っ只中。保守の権化のようなブッシュ大統領が任期を終え、黒人あるいは女性初の大統領が誕生するかもしれないときに保守の巨星的存在がこの世を去ったのは後から振り返れば象徴的な出来事になるかもしれない。

最後にチャールトン・ヘストン氏に心から哀悼の意を表します。

  




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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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