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2008年04月24日

【メタボと保健師】

法律の改正がともすると目立たなかった職業を一躍表舞台に立たせようとしているという記事が目についた。

『保健師の存在がにわかに脚光を浴びてきた。今年度からメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した特定健康診査・特定保健指導が義務化され、重要な役割を担うようになったためだ。メタボ該当者らを減量や血液データ改善などへどう導くのか。看護師に比べて有資格者数が大幅に少なく、人手不足も心配されるほか、さらなる能力の向上も求められている。保健師が所属する日本看護協会(日看協、久常節子会長)では、保健師の育成に本腰を入れ始めた。』(4月18日付産経新聞)

【脚光、保健師】

保健師と言えば、一般的にはこれまで、公務員として自治体の保健所などへ進むケースが多く、医療界では医師や看護師と比べ、どちらかというと目立たない存在で、有資格者数も、全国の看護師約82万3000人に対し、4万7000人にすぎないそうなのですが、個人的には学校や大手企業の医務室でちょっとした身体の不調を見てくれる看護士さんのような優しいお姉さんの姿が思い浮かびます。一体、どういう職業なのでしょうか?というわけで、その定義を「13歳のハローワーク」(村上龍著)を見てみました。

『市町村役場や地域の保健所、保健センターなどに勤め、住民の健康を守り、促進することに努める。相手は、赤ちゃんからお年寄りまであらゆる年齢層にわたっており、それぞれの人の生活や健康状態を聞きながら、適切な措置やアドバイスをしていく。そのため、保健師として働くためには、幅広い知識や視野、あたたかい人間性、しっかりした体力と精神力が欠かせない。以前は「保健婦」という名前で知られていた職業。1993年に保健婦助産婦看護婦法が改正され、男性もこの仕事につけるようになったが、2002年からは「保健師」という名称に統一された。保健師は国家資格のひとつ。受験にあたっては看護師免許(もしくは看護師国家試験受験資格)が必要なので、看護師養成機関で学んだうえ、保健師養成学校で学ぶか、看護師と保健師のカリキュラムをそなえている看護系の4年制大学で学び、試験を受ける。また保健師の資格を取得すると、養護教諭(2級)の資格も申請するだけで取得できる。』

まさに村上龍氏の言葉どおり、保健師さんとは「幅広い知識や視野、あたたかい人間性、しっかりした体力と精神力が欠かせない」職業なのです。どちらかと言えば、目立たない存在であった保健師さんが今回の法律改正でメタボ検診のアフターフォロー役として脚光を浴び、需要も急増しているということは、将来的には保健師さんたちの待遇改善や職業上のステータスアップにもつながっていくのではないでしょうか。

医療費削減を強引に進めるため、やや拙速で説明不足の感が否めない厚労省のメタボ検診ですが、保健師さんの仕事に光を当てたという意味ではよかったと言えるのかもしれません。これから気になるウェストのサイズダウンなどにアドバイスしてくれる保健師さんとのコンタクトが増える中高年サラリーマン諸氏、みなさんの保健師さんのイメージはどんなものですか?face02  




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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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