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2007年10月27日

【英語で検定】

これから英国で働く外国人には英語のテストにパスする必要があるそうです。

『英政府が来年から、欧州連合(EU)域外からの就労申請者に対し、一律に「英語検定」を実施することになった。英語力で外国人労働者をふるいにかけることで、就労者の流入に歯止めをかけ英国人労働者の雇用枠を確保する狙いがある。しかし、英語が苦手な日本人からは“悲鳴”もあがるなど波紋を呼んでいる。

 英内務省は5日、在英日本大使館で開いたセミナーで、来年から導入される入国審査について説明した。それによると、学生などは除き、すべての就労申請者に対し英国の義務教育終了資格に相当する英語力を求める。

 具体的には、英語検定の一つである英語能力認定テスト(IELTS)で、レベル5・5程度の得点が課せられる。これは日本の英検2級、国際コミュニケーション英語能力テスト「TOEIC」の650~700点に相当するレベルだ。』(10月25日付産経新聞)


【日本人に試練】

「TOEIC」の650~700点というのは相当高いレベルの英語力です。これをクリアするのは日本人にとっては大きな試練になるでしょう。

英国政府が今回の措置を発表したのは、英語が苦手な日本人を狙い撃ちすることではもちろんありません。EU加盟国からの外国人労働者の大量流入に対して一定の歯止めをかけるというのが本来の目的だそうです。

産経新聞によれば、英国の在留邦人は約6万人で、そのうち1万数千人が滞在労働許可証を取得しているとのこと。こうした日本人も外国人就労者として滞在更新時に英検が課せられる可能性もあるそうです。

【やるっきゃない】

「スシ職人に英語検定にパスしてもらわないと、日本らしい日本食がロンドンで食べられなくなる」という日本人駐在員の方たちの心配はともかく、英国で働くために必須となれば「やるっきゃない」ですね。

追い詰められれば人間強いものです。食うために必要ならばきっと出来る。そう考えて今回の英国政府の措置も前向きにとらえていくことが大事ですね。  



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