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2007年08月05日

【政権、末期症状】

7月30日に自民党の参院選惨敗が判明してから未だ数日しか経っていないのに次々と失態を繰り返す安倍首相に自民党内の混乱が目立ってきた。

『参院選の自民党大敗北の一因となった赤城徳彦前農水相の更迭劇は、党内の混乱に拍車をかけている。安倍晋三首相に早期退陣を迫る「安倍降ろし」の動きも浮上しており、「ポスト安倍」とされる福田康夫元官房長官や麻生太郎外相の周辺もざわついてきた。内閣改造・党役員人事が9月1日前後に先延ばしされたことが遠因で、人心を一新しても果たしてそれでこの局面をしのげるかどうか、首相は極めて厳しい状況に置かれている。
 「赤城氏、辞表提出」の一報は、参院選後初の党役員連絡会が終わった直後に飛び込んだ。「エエッ!」と驚きの声が上がったが、「赤城氏のせいで参院自民は5議席は減らした」(中堅)との思いが圧倒的だけに同情の声はほぼ皆無だった。』(8月2日付産経新聞)


また、自民党舛添要一参院政審会長は、自民党が「ショック死状態」にあるとして安部首相を痛烈に批判している。

『自民党の舛添要一参院政審会長は4日のテレビ番組で、参院選での惨敗にもかかわらず安倍首相が続投を決めたことについて、「常識で言えば、これだけ負けたのだから、出処進退のあり方はきちんとすべきだ」と述べ、批判した。

 その上で、「新しいリーダーを選んで立て直すエネルギーも元気もないほど、(自民党が)ショック死状態だということだ」と指摘した。』 (8月4日付読売新聞)


【ポスト安倍へ風雲急】

参院選の結果が判明する前の理由なき続投宣言から、説明なき突然の赤城農相更迭と、安倍首相の打つ手には説明責任も合理性も感じられず、民意から決定的に離反していっているようだ。

トップが揺らげば、組織はガタガタになる。今、自民党は首相を庇うどころか、私利私欲に走って、ポスト安倍に向けて混乱に拍車がかかってきているように見える。

こういう醜態が長引けば、ますます民意は自民党から離れていくだろう。経済がしっかりしているからいいが、こんなことを続けていると景気にもいづれ悪影響が出てこよう。

僕ら国民は、しばらくは混乱を静観しつつ、事態の収拾に向けた早急な新しいリーダーの出現を待つしかないのかも知れない。  



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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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