2008年01月04日

【当然の結果だけど】

聞いてしまえば当たり前の話なんですが、はやり数字や研究成果として見せられると納得する度合いが違いますね。リアルとバーチャルの運動について興味深い結果が出ました。

本物には勝てず-体感型スポーツゲーム 『テニスやボクシングなどの体感型テレビゲームのエネルギー消費量は、従来型ゲームの約1.5倍だが、本物のスポーツに比べると大幅に低いことが分かった。英リバプール・ジョン・ムーアズ大の研究チームが、十歳代前半の子供を対象に実験を行い、30日までに英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルに発表した。
 子供が家でテレビやゲームでばかり遊び、肥満要因となっているのは先進国共通の現象。研究チームは、体感型ゲームは本物のスポーツの代わりにならず、毎日1時間は活発な運動をした方がよいと勧めている。
 実験は13-15歳の男子6人、女子5人が対象。身体に動きを計測するセンサーを取り付け、米マイクロソフト社の従来型ゲーム「XBOX360」の車のレースをした後、任天堂「Wii(ウィー)」のボウリング、テニス、ボクシングを立ってリモコンを振る形で15分間ずつ行った。』(12月31日付時事通信)


※ "Comparison of energy expenditure in adolescents when playing new generation and sedentary computer games: cross sectional study"---British Medical Journal dated on December 22, 2007

【本物の強み】

最近のゲーム機器の進化はものすごくて、どんどんリアルな画像、リアルな体験に近づいているようです。たとえば、ゴルフ。この正月もゴルフゲームに興じていましたが、そのコースのリアルなこと。そして打った打球もちょっとしたタイミングでOBになったりナイスショットになったり、現実のプレーのような錯覚に陥ります。

そして最近話題になっている任天堂「Wii(ウィー)」。リモコンを振ってゴルフやテニスが出来るようになっている体感型ゲーム機ですが、これはもっと進化しているのだろうなあと買いたい衝動にかられます。

しかし、バーチャルはあくまで仮想です。現実に勝るものはありません。僕みたいな中高年なら、自由にならなくなりつつある身体や時間の代替をしてくれる体感型ゲーム機はそれなりに役に立つのですが、子供たちがゲームにだけに興じて本物のスポーツをする時間が減ってしまうのは子供たちの身体と心の健康にはあまりよくないのではと思ってしまいます。

本物のスポーツで汗を流し、負けたり、勝ったりする。これに勝る爽快感はありません。みなさん、ゲームもいいですが、時には本物を体感しに外に出て行きませんか!!

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