2009年09月30日

【巨大赤ちゃん】

インドネシアですごい赤ちゃんが誕生したというニュースが目に留まりました。

『インドネシア西部、スマトラ島の北スマトラ州にあるアブドゥル・マナン病院当局者は25日、体重8.7キロの男の赤ちゃんが21日、誕生したと報告した。普通の新生児より約3倍重い。同国内でこれまで生まれた赤ちゃんの最重量記録とみられ、「見物客」が病院に詰め掛けているという。

身長は約62センチ。帝王切開手術で生まれた直後、呼吸機能に問題があったが、その後、回復した。母乳など旺盛な食欲を見せているという。同病院は最初、余りにも重いため双子の赤ちゃんが生まれることも予想していた。出産した母親には別の子供2人がいるが、いずれも出産時にも体が大きく、重かったが、今回ほどではなかったという。父親、母親とも大柄。

ギネスブックによると、世界の最重量記録の赤ちゃんは1879年、米オハイオ州で生まれた10.8キロ。ただ、この新生児は11時間後に死亡している。』 (9月25日付CNN.co.jp)


【これからが勝負】

普通の赤ちゃんは2000グラムから3000グラムくらいではないでしょうか。それに比べると8.7キロと言えば確かに3倍近い重さです。お母さんが相当大きくないと、これほどの赤ちゃんは生まれてこないでしょう。すごい大きさですよね。

あまりにも体重が少ないのも危険ですが、あまり重すぎるのも母体と赤ちゃん双方に危険が伴うでしょう。よくぞ生まれたというか、執刀したアブドゥル・マナン病院のお医者さんに先ずはご苦労様でしたと言いたいですね。

そして、記事にもあるように1879年に米オハイオ州で生まれた10.8キロの赤ちゃんは術後11時間後に亡くなったと言うことですから、これから母子の健康を守るため病院関係者は全力でサポートしてほしいと思います。それから、病院には野次馬的好奇心からか、たくさんの人が詰め掛けているようですが、病院関係者はこういう人達をしっかりと制限して母子をさらしものにしないように頑張って欲しいと思います。  



2009年09月29日

【強気一転張り】

政権に入ったことで、亀井氏はますます図に乗ってきているようだ。

『亀井静香金融・郵政改革担当相は27日のテレビ朝日の番組で、中小企業などの融資返済を猶予する制度の導入について、「鳩山由紀夫首相は(反対なら)わたしを更迭すればいい。できっこない。最初から合意している話だ」と強気な発言を繰り返し、実現に自信を見せた。亀井氏は出演後、記者団に「首相とは価値観を共有している。『友愛』を返済猶予の形で実現していく。首相も喜んでいると思う」とも語った。
 また、亀井氏は同番組で、借り入れ元本の返済に加えて金利支払いの猶予も視野に検討する考えを表明。亀井氏は28日にも直嶋正行経済産業相と会談し、中小企業の経営実態について意見を聞く。
 一方、亀井氏の返済猶予方針が銀行株下落の一因になっているとの指摘に対しては、「わたしが言ったからといって、株が下がるほど脆弱(ぜいじゃく)な銀行は、銀行業を営む資格はない」と強調した。』(9月27日付時事通信)


【裸の王様】

僕は、亀井氏の政権入り、しかも郵政や金融担当になることを最も危惧していた。多くの人も本音はそう思っていたのではないだろうか。

亀井氏が代表を務める国民新党は、大勝利を収めた民主党とは違い、なんと選挙前の4議席から3議席に議席を減らした政党なのだ。そなんな体たらくでありながら民主との連立を組めたことをいいことに、代表が大臣の椅子についたという漁夫の利を得ただけなのである。そんな政党でもキチンとした理念と、しっかりとした代表がいればいいのだが、亀井氏はそんな淡い期待など吹き飛ばしてしまうような、理念も理性もない、ただ小泉憎しだけの、最も古いタイプの以前の自民党の政治家ではないだろうか。

そんな危惧が現実のものだと感じさせるような言動が大臣就任後続いているのだ。郵政会社の西川社長への辞任要請はまだいいとしても、中小企業に対する返済猶予モラトリアムなどは金融のど素人の仰天発言、単なるポピュリズム、人気取りだというのが大方の見方なのだ。このまま行けば日本の金融業界は大きな混乱を起こし、機能不全に陥るだろう。その結果は、亀井氏の思惑とは裏腹に金融市場でのモラルハザドが広がり、銀行の中小企業への貸し渋りを招くことになるだろう。官僚と対峙する民主政権では官僚にも頼れず、羅針盤なき大臣の迷走はまさに「裸の王様」なのだ。

【一刻も早い大臣交代必要】

能力のない人に経済運営の重大な舵取りのひとつである金融部門を任せた首相に責任があるのだが、鳩山首相は自身の人気が高い今のうちに、そして傷口が小さいうちに、率直に人事ミスを認めて亀井大臣のクビをすげ替えるほうが得策だと考えるが、どうだろうか。

《参考》
・「亀井氏、防衛相から一転郵政・金融担当相? 」・・・2009年9月15日付の僕のブログ記事
  



2009年09月28日

【重大事実】

あの痛ましい事故の調査報告の信憑性に疑問符がついた。

『JR西日本福知山線脱線事故の調査情報漏洩(ろうえい)問題で、航空・鉄道事故調査委員会(現・国土交通省運輸安全委員会)の鉄道部会長だった佐藤泰生元委員(70)にも同社幹部が十数回にわたり接触を図っていたことが26日、分かった。JR西が明らかにした。

 幹部は、現在の同社副社長が室長を務め、事故対応を担当する審議室から指示を受けて接触し、「中間報告書の解説や日程を教えてもらった」と説明。会社ぐるみで事故調の委員に接触を図っていた実態が判明した。

 接触を図ったのは、JR西東京本部の鈴木喜也副本部長(55)。佐藤元委員は山崎正夫前社長(66)に報告書案の一部コピーを渡した山口浩一元委員(71)と同様、国鉄出身で、鈴木副本部長と4年間、同じ職場で働いた先輩になる。

 26日夜に会見を開いた鈴木副本部長は「情報を早く入手し、安全対策に貢献したかった。軽率で不適切だった」と謝罪。ただ、「昔からの付き合い。会社ぐるみとは思っていない」と釈明した。』(9月26日付産経新聞より抜粋)


【企業体質と真実】

高い独立性を持って事故の原因を徹底的に調査し、今後の鉄道の安全に役立てるべき調査報告に責任を持つべき調査委員会が事故を起こした会社の人間と会って情報を漏洩していたとは衝撃的だ。昔からの付き合いだとか、そういう次元の問題ではないことは明らかである。

JR西日本と国土交通省の調査委員会に欠落していたのは何か。それは遺族に対する心からの反省と職業人としての誇りではないか。

報道によれば旧国鉄時代の先輩後輩の関係を利用して接触を図り、情報の交換を行っていたと言う。先輩後輩の関係というのは、日本独特の文化であり(英語には言葉そのものがない)、プラスに働けば非常に社会にとっていいのだが、マイナスに働けば例えば「白い巨塔」に見られるような医学会における象牙の塔化みたいなことになるのだ。すわなち、先輩への絶対的服従や先輩後輩関係のためにガチガチに固まり本来の研究活動などが阻害されたりすることである。

【先輩と後輩】

日本社会では、先輩後輩関係というのはあらゆる場面で見られるものでいい面もたくさんある。剣道などのスポーツでも吹奏楽などの文化活動でも、学校時代から日本人は先輩を大事にすることを身体に叩き込まれるのだ。それによって、その集団に属する個々人は切磋琢磨し、先輩は後輩を親身になって指導して集団や個人の資質向上を大いに助けることになる。

しかし、今回の例のように悪意をもって先輩後輩関係が利用されれば、すべての歯車は逆回転し始めることを忘れてはならない。始末が悪いのは、当の本人たちに罪の意識がないことと、後輩が先輩の間違いを正すのが極めて難しいことが多いことだ。

日本人である僕たちは常にこのことを心しておく必要があるのではなかろうか。

そして、もうひとつ、今回のJR西日本福知山線脱線事故の調査情報漏洩(ろうえい)問題で注意しておきたいのは、これが政権交代のひとつの効果かもしれないということだ。今後も政権党である民主党と官僚との緊張関係から、官僚が絡む不祥事などが次々と明らかになる可能性があることをしっかり頭に入れておいたほうがいいだろう。  


2009年09月25日

【ミクシィでも開始】

ミクシィにも機能がついたようです。

『ミクシィは9月17日、SNS「mixi」で試験公開していた、ひとことコメントをつぶやくサービス「みんなのエコー」をリニューアルし、「mixiボイス」に名称変更して正式サービスとして公開した。PC、携帯電話から利用できる。

 トップページに入力フォームを設置。150文字までのコメントを投稿すると、自分のコメントとマイミクシィのコメントを投稿順に一覧表示する。公開範囲は「全体」「マイミクのマイミクまで」「マイミクのみ」から選べる。

 エコーは昨年8月、「インディーズ機能」として試験公開し、一部ユーザーが利用していたが、Twitterの勢力が急拡大する中、正式版としてリリースし、全ユーザーが気軽に利用できるようにした。』(9月17日付ITmedia News)


【進化するSNS】

Twitterというのは、140文字までの短いテキストを投稿し、ユーザー同士でゆるくつながるサービスですが、一躍脚光を浴びたのはイランでの大統領選挙後の混乱のときでした。あのイラン大統領選終了後、大統領候補だったムサビ元首相らの改革派勢力によるイラン国内での大規模デモの様子が、このTwitterを使って何千・何万というイラン国民からパソコンや携帯を使って全世界に発信され、様々な外国メディアもTwitterによる情報交換の存在を大きく伝えたのです。

僕も「そういうものがあるのか」と思い、直ぐに登録はしたのですが使い方や面白みがよく分からずそのままになっていました。でもFacebookにも同様の機能があるのでどちらかというとFacebookのほうばかり使っていたのです。

150字くらいだったら本当に「つぶやき」みたいな感覚で使えるので、いつもどちらかというとブログなどでキチッと文章にしている僕としては息抜きになるのかもしれません。みなさんはもう使っておられますか。

《参考》

・『イラン情勢と新メディアツール「Twitter」 』・・・2009年6月23日付の僕のブログ記事
  
タグ :Twittermixi



2009年09月24日

【博多の女(ひと)】

カーネギーホールで歌ったことのある博多出身のボーカリストって知ってますか?そう、高橋真梨子です(彼女のオフィシャルサイトはここをクリック!)


その高橋真梨子のコンサートにまた性懲りもなく行ってきました。今回もファンクラブ効果というか、1階席前から4番目で見ることが出来ました。

今年のコンサートは彼女のアルバムである「NO REASON」のカバー曲が中心でした。

今回のコンサートも、中高年のファンを中心に人気が高く、土日二日間の博多での会場となっているサンパレスは相変わらず立ち見も出るほどの盛況でした。僕も大人の雰囲気とさりげなさを持ち、世界にも通用する歌唱力を持つ彼女は、博多っ子として大ファンです。そう、彼女は博多っ子の元気の源なのです。

【根強いファンの支持】

いつものことですが、真梨子さんは博多に帰ってくると本当にリラックスして唄えるようです。今回はもう博多滞在が10日近くになるということで、天神をブラブラしてみたり博多の空気を満喫しておられたようです。

それもそのはず、真梨子さんは博多出身で、小学校も大楠小学校出身。同級生にはタモリがいたそうです。また、後輩には森口博子や氷川きよしも。

そんな博多を愛する真梨子さんを前に、コンサートが始まってしばらくは静かだった観客も、中盤以降は結構立ちっぱなしの状態になり、恒例の「グランパ」での総立ちの前から手を振って、会場はずっと熱気に包まれていました。この真梨子さんのコンサート、今年で36年目、600万人を動員したそうです。凄い。

今回も50代から60代以上と見られる人ばかり。そう、僕の母が若い頃、高橋真梨子は中洲の「あざみ」という老舗のスナックの近くの彼女の母親が経営するライブハウスで「ペドロ&カプリシャス」のヴォーカルで唄っていたのです。(彼女の母親は10年ほど前に亡くなり、9月に福岡に来られるのは彼岸に合わせて供養も兼ねているのかもしれません。) その頃の人たちが皆そういう年代になっているのです。だから、彼女は全国でも知られていますが、博多ではシニアほどよく知っているのです。

【同時代に生きる】

さて、コンサートでの衣装は、最後だけは花柄模様の派手なドレスでしたが、その前まではブラックでシックにまとめていた真梨子さんです。今回も、若い世代のコンサートとはやや趣が異なるのは確かでした。

しかし、共通する部分もあります。生のコンサートの醍醐味というか、ファンを中心に歌手の歌とリズムにあわせて皆が立ち上がり会場全体が一体感に包まれるところは老いも若きも一緒です。

10年後ならともかく、100年後にはこのコンサート会場にいる10代も70代も皆この世にはいません。その中で同時代に生きているという共感、証(あかし)を得たいという心理が自然とそうさせるのでしょう。この瞬間を精一杯生ききる・・・これって大事にしたいですね。

また、来年もファンクラブでいい席をゲットして来たいと強く思った9月恒例の高橋真梨子コンサートでした。


  



2009年09月18日

【早過ぎる死】

あの有名なラブ・ストーリーの主人公が亡くなりました。

『ハリウッド映画の「ゴースト ニューヨークの幻」(90年)や「ダーティ・ダンシング」(87年)などで知られる米国の俳優パトリック・スウェイジさんが14日、膵臓(すいぞう)がんのため死去した。57歳だった。AP通信などが報じた。スウェイジさんは昨年3月にがんを公表し、闘病生活を送っていた。

 米テキサス州出身。ダンスの振付師だった母の影響で幼いころからバレエを学び、バレエ団で活躍の後、舞台・映画俳優に転じた。「ダーティ・ダンシング」では得意のダンスを披露した。死亡した男性と婚約者のラブストーリーを描いた「ゴースト」では、その男性(幽霊)を演じ、人気を確立した。』(9月15日付毎日新聞)


【鮮烈な記憶】

それにしても「ゴースト ニューヨークの幻」の映像は鮮烈に今も脳裏に残っています。暴漢に襲われて殺されたサムを演じたパトリック・スウェイジさんの恋人モリ役はあのデミ・ムーア。彼女の美しさを引き立てたのが、ゴーストになっても恋人のことを心配し、やさしく振舞うパトリック・スウェイジさんだったのです。

今でも心に残るラストシーン。モリーをたぶらかそうとする2人の男を地獄に追いやった後、モリーに別れを告げて天に昇ろうとするサムの後姿はどこか淋しいものでした。

そして、映画の中だけではなく本当に天国に旅立ってしまったパトリック・スウェイジさん。安らかにお休みください。合掌。  


2009年09月17日

【歴史、動く】

政権発足前からいろいろ喧しい鳩山代表による新しい政権ですが、その中でも将来の大変革を予感させるような動きがありました。

『123年の歴史に幕-。首相官邸で14日、最後の事務次官会議が開かれた。「脱官僚」を掲げる民主党が新政権発足後の廃止を打ち出しているためだ。内閣制度が確立した翌年の1886年から始まったとされるが、政権交代により、法案や人事の決定の仕組みも大きく変わる。
 同会議は、事務の官房副長官以下、各省次官と警察庁、金融庁、消費者庁の各長官、内閣法制次長で構成。定例閣議の前日にあたる月曜と木曜に開かれてきた。法的根拠を持たないが、閣議案件を事実上決定、ここで調整が付かない案件は閣議に掛けないことを慣例としてきた。
 民主党は、こうした政策決定システムを「官僚主導」と批判。次官会議を廃止する替わりに、新設する閣僚委員会や既存の副大臣会議を活用しながら、省庁間にまたがる政策などは「政治主導」で調整する方針だ。』(9月14日付時事通信) 


【政権交代の意味】

実際に民主党が衆院選で大勝したあとは、どちらかというと民主党に本当に政権運営が出来るのかとか、マニフェストの中身に対する批判や不安の方が大きくなってきているというのが現在の状況ではないでしょうか。

でも、今回のニュースのように自民党では成し得なかった次官会議の廃止などという大きな変革が一夜にして行われるというのは、やはり政権交代という選択が行われたからこそ実現できたのではないでしょうか。これは本当に大きな歴史のうねりだと思います。

政権交代を選んだのは国民ですから、選ばれた側の民主党はこれからの猛烈な逆風をものともせずに、粛々と国民のための変革を行っていってほしいと思います。マニフェストには既得権益を持つ勢力を温存したり、復活するようなものをあり玉石混交ですが、それでも自民党よりはマシなのかもしれません。とにかく、過去の膿を出していくといった気構えで自民党時代の軌跡を国民の前に明らかにして改めるべきところは改めていってくれることを期待します。
  


2009年09月15日

【新たな偉業達成】

イチローが9年連続で200本内野安打を達成しました。

『大リーグ最多の4256安打を重ねたピート・ローズは計10シーズンで200安打を記録した。しかし、これを9年続けた選手はいなかった。
 イチローが2004年に1シーズン262本の大リーグ記録を樹立した際、84年前(当時)の記録保持者ジョージ・シスラーの名を、知らなかったファンは米国にも多かったはずだ。首位打者のタイトルがある打率に比べ、安打数はチーム事情によりばらつき、長く記録を争う項目ではなかった。打席が多く回る1番打者として、何年も出続けること自体がまれ。年間162試合を行う現行のメジャーで、ほとんど試合を休まないイチローのスタミナが、記録に光を当てさせた。
 「連続」をたたえる記録の例としては、1998年まで17シーズンにまたがる2632試合連続出場を誇ったカル・リプケンの例があるが、それは別格。意外に少ないコンスタントさの指標は、ファンにもっと評価されていい。イチローは今回、200安打の達成回数でリプケン以前に「鉄人」と呼ばれたルー・ゲーリッグの8度を抜いた。
 今季は計16試合を欠場したハンディを問題なく乗り越えた。目立ったのは、内野安打の比率の高さ。狙って深い位置にゴロを打ち分け、8月中旬の統計では今季の安打全体の約3割を占める。262安打した04年の21%に比べてかなり高い。』(9月14日付時事通信)

【天才打者の苦しみ】

でもイチローとて人の子です。それはあと数本で200安打達成というときに、なかなか次の一本が出てこないイチローの苦悩にも現れていましたし、偉業達成後のインタビューで漏らした言葉にも出ていました。

「解放されましたね。人(の記録)との戦い、争いに終わりを迎えることができた。そこからくる解放感。(地元に戻る)ぎりぎりで達成できた。(左ふくらはぎ故障で欠場した)あの8試合がなければ地元の人が喜んでくれた。(運を)持っているのか持っていないのか分からない。」

今年のWBCで苦しみながら韓国との対戦で日本チームを勝利に導いたイチローの一本。あの時もイチローは胃潰瘍になるほど悩んでいたと聞きました。

それでも凡人と大いに違うのは、その苦しみを乗り越えて次々と自分自身の記録を塗り替えていくことですよね。イチロー選手、ほんとうにおめでとうございます。これからも米大リーグで記録を更新しつづけていかれるようお祈りします。  



2009年09月14日

【社民党のポスト】

社民党の要求がエスカレートしているように見える。

『民主党の鳩山由紀夫代表は11日午前、新政権発足に向け閣僚人事で調整を続けた。社民党の重野安正幹事長が同日、鳩山氏に電話で、福島瑞穂党首の入閣ポストとして環境相を求め、あわせて環境副大臣も社民党に割り振るよう要請したのに対し、鳩山氏は「分かりました」と検討する考えを示した。鳩山氏は16日の首相指名後、ただちに新内閣を発足できるよう、週内に閣僚人事の全容を固める考えだ。

 副大臣、政務官は内定した閣僚の意向を踏まえて決定し、政治家がチームとして省庁に乗り込む態勢を作ることにしている。新政権の主要人事に関し、鳩山氏は菅直人代表代行を国家戦略局担当相、岡田克也幹事長を外相、平野博文役員室長を官房長官にそれぞれ内定した。国民新党の亀井静香代表も入閣する。

 鳩山氏は党役員や国会人事について、幹事長に就任する小沢一郎代表代行に一任した。これに対し、民主党の仙谷由人元政調会長は11日午前、TBS番組収録で「国会対策や人事は本来、党務ではなく政務だ。鳩山氏が主導権を持ってやると思っていた」と指摘し、小沢氏が党人事を主導することに懸念を示した。』(9月11日付産経新聞)


【選挙結果と権力】

果たして社民党の要求は妥当なのだろうか?社民党は衆議院選挙に圧勝したのだろうか?大多数の国民の付託を受けたのだろうか?先の連立合意でも外交政策について民主党から大きな譲歩を引き出したようだが、本当にそれでいいのだろうか?

多くの疑問が残ると僕は考える。社民党が衆議院選挙で得た議席は7で選挙前と同じなのに対し、民主党は選挙前の115から308に大躍進した。この結果だけから見ても、社民党は単に現状維持にとどまっただけだ。何も国民がこの党に白紙委任状を与えたわけでも何でもないのではないか。

それにしては少しやりすぎではないか。参議院で民主党単独では法案が通せないことをいいことに、わがままを通しているとしか見えないのは僕だけだろうか。僕は時代錯誤的な亀井氏に新政権の総務相になってもらいたくないのと同様に、政権に入ることで舞い上がっているようにしか見えない福島氏に環境相や副大臣になってもらいたいとは決して思いません。頭を少し冷やして本当に国のことを考えてほしいと思いますが、みなさんはどう思われますか?  


2009年09月10日

【登山家の善行】

もう単なる登山家ではありませんね。

『エベレストの清掃活動などで知られる登山家野口健さん(36)が、フィリピン各地に眠る旧日本軍の戦没者の遺骨収集に取り組んでいる。理事を務める特定非営利活動法人「空援隊」は、8月だけで1555人分、これまでに計約4800人分の遺骨を帰国させた。野口さんは「日本人全体の問題。遺骨が依然残されていることをみんなに伝えたい」と話している。
 「戦争を知らない世代」の野口さんが、遺骨収集を始めるきっかけとなったのは2005年のヒマラヤ登山。悪天候でテントに閉じ込められ、死を感じた時、「自分は好きで来た山でも死にたくない。戦争で行かされた先で亡くなるのはどれだけ無念だったか」と思い、生還したら取り組もうと決意したという。
 厚生労働省によると、海外で戦死した日本兵のうち、半数近い115万人の遺骨はいまだ発見されていない。フィリピンには、この約3分の1に当たる40万人弱の遺骨があるとみられている。
 関係者の高齢化などで遺族会や戦友会の収集活動は年数十体程度にとどまっているが、空援隊はフィリピンに事務所を開設、現地スタッフが地元住民から集めた情報を基に捜索し、実績を重ねている。さらに2万体以上回収できる見通しはあるというが、課題は予算。国の委託金や寄付金だけでは、せっかく収集しても日本に運ぶめどが立たないという。
 「ムーブメントを起こし、支援を増やしたい」と野口さん。「富士山やエベレストの清掃も当初は冷ややかな反応しかなかったが、次第に支持され、大きな流れになった。今回もきっと理解を得られるはず」と期待している。』 (9月6日付時事通信)

【冒険家が挑む新たな世界】

野口健と言えば、1999年5月に若干25歳で二度の失敗を経て念願のエベレスト(ネパール側)の登頂に成功し、「7大陸最高峰世界最年少登頂記録」を樹立した世界的な冒険家だ。大学卒業後は、エベレストや富士山に散乱するゴミ問題に心を痛め、新たな挑戦として、清掃登山を開始。「富士山から日本を変える」をスローガンに日本の象徴である富士山の環境保全につとめたり、次世代の環境問題を担っていく人材の必要性を感じ、主に小中学生を対象とした「野口健 環境学校」を開校したりとボランティア活動の分野で新たな挑戦を次々と行っていることで有名だ。

そして今回は、旧日本軍の戦没者の遺骨収集。戦争を体験した世代が少なくなりつつある現在、戦争を知らない世代である野口氏が遺骨収集に乗り出した意味は大きい。先祖を敬い、忘れられてつつある海外の115万人にものぼる戦没者の方々の無念を晴らすという活動、すばらしいと思う。野口氏はまだ36歳なのだ。

自分も含めて、戦没者の遺骨収集という地道な活動は、きっと多くの人に戦争の悲惨さを少しでも知り、戦争を起こさないために何が必要なのかを真剣に考える機会を与えることになると思う。野口さんの活動を少しでも応援できればと自分も考えています。興味のある方は下記の「野口健のオフィシャル・サイト」をご覧ください。

《参考》

・「野口健のオフィシャル・サイト」
  
タグ :野口健



2009年09月09日

【奇抜なファーストレディ?】

鳩山代表よりもご夫人のほうが今海外で注目されつつあるそうです。

『日本の次期首相は演説がつまらないことで知られているが、彼の妻はまったく違う―。AP通信は3日、魂がUFO(未確認飛行物体)に乗って金星に行ったと著書で述べるなど、民主党の鳩山由紀夫代表の妻、幸さんがさまざまな超常現象について発言してきたと報道した。
 ロイター通信は同日までに「次期首相のニックネームは“宇宙人”だが、別の世界と遭遇したと言っているのは妻の方だ」と紹介。イタリアの通信社ADNクロノスも3日、幸さんの“金星”発言を引用し「日本社会にとって型破りの人物」と伝えた。
 英紙インディペンデントは3日、元宝塚女優で離婚歴があることや将来の夢はハリウッドで映画を作ることだと紹介。オバマ米大統領のミシェル夫人やサルコジ・フランス大統領のカーラ・ブルーニ夫人に集まる注目を幸さんが奪うことになりそうだと報じた。
 APは幸さんがテレビのインタビューで、米俳優のトム・クルーズさんと前世で会ったことがあり「前世で彼は日本人」などと述べたことに言及。米ニュース専門局MSNBCのキャスターは笑いをこらえ切れない様子で一連の発言を引用した。
』(9月4日付ワシントン、ロンドン、ローマ共同)


【大学教授の妻はユニーク?】

鳩山代表と言えば、この記事にもあるように演説がつまらないとか、宇宙人のようだとかいろいろと揶揄されていますが、東大工学部卒でスタンフォード大学で博士号を取り、専修大学の助教授をしていたこともある秀才です。代々の政治家の家柄を引き継ぎ、ついに首相にまで上り詰めようとしていますが、そのお顔からもわかるように本来は学者肌のタイプなのかもしれません。それが「宇宙人」とか称せられる原因なのでしょう。

その奥様である鳩山幸さんもこれまた祖父がブリヂストン創業者の石橋正二郎という名門のご出身なのです。でも、変わったご主人をいままでうまく「コントロール」してこられた方ですから、並みの能力や神経を持った方とは違うようです。

一般的に、堅物が多い大学教授の奥様は、家の一切を取り仕切り、稼ぎの少ない旦那の代わりに不動産管理から何からすべてをやってのける人や社交性抜群の人などが多いのと言われていますが、鳩山夫人もそのひとりと言えるかも知れませんね。これから鳩山首相となったら内外から集中砲火を浴びて日々大変そうですから、是非奥様が宇宙人ぶりを存分に発揮して、たまにはメディアや敵方の関心をご主人から逸らすのも立派なファーストレディの務めだと思います。頑張ってください。

  



2009年09月08日

【政治的意思の表明】

僕は素晴らしいと素直に思った。

『民主党の鳩山代表は7日午後、東京都内で講演し、日本の2020年までの温室効果ガスの削減目標(中期目標)について「1990年比25%削減を目指す」と述べ、衆院選での同党の政権公約(マニフェスト)通りに実行する考えを表明した。

 鳩山代表が中期目標について衆院選後に明言するのは初めて。民主党の公約の「25%削減」には経済界から「省エネの進んだ日本には過大な負担。経済に悪影響を及ぼす」との反発があり、論議を呼びそうだ。

 鳩山代表はまた、途上国のガス削減や温暖化被害防止の取り組みを資金的、技術的に支援する具体的方策について、新内閣発足後、「鳩山イニシアチブ」として国際社会に提案する方針も明らかにした。

 「25%削減」は、今月22日にニューヨークで開かれる国連気候変動首脳級会合で表明する方針。麻生首相が6月に表明した「2005年比15%減(90年比8%減)」の中期目標を大幅に引き上げるものだが、鳩山代表はこの日、「(25%削減は)我々の政権公約であり、政治の意志としてあらゆる政策を総動員して実現を目指す」と語った。

 京都議定書に続く温暖化対策の枠組みを決める国際交渉は、今年12月にコペンハーゲンで開かれる気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)に向けて本格化しつつあるが、先進国と途上国との対立で進展がみられない。このため鳩山代表は「すべての主要国の参加による意欲的な目標の合意が、我が国の国際社会への約束の前提となる」と述べ、各国に、より積極的な削減行動を促す考えを強調した。

 麻生首相が表明した中期目標は国内での削減分のみが対象。一方、民主党の25%削減は国内削減分だけでなく、日本の技術や資金を使って海外でガス削減に取り組んだ分や国内の森林吸収量も含んでいるが、その内訳は示していない。今後、どのような手段で目標達成を目指すかが焦点となりそうだ。 』(9月7日付読売新聞)


【国内の反発】

もちろん、この目標を実現するには国内の反発は大きい。先ずは経団連。御手洗会長はさっそく難色を表明した。

しかし、先日お伝えした北極海氷のメルトダウンの予想以上の進行などにみられるように、世界の気候変動、地球温暖化の現実はそんな人間の政治的駆け引きや経済的損失などといったコップの中の問題を議論しているほど、地球環境の状況は甘くはないことを示している。

地球温暖化への対応は、もう待ったなしの状況なのである。そんな中で、負担ではなく直ぐそこにある危機を回避するために、すべての施策を総動員してどうやって経済をプラスにもっていくか、どうやって日本の技術力をフル活用して、世界のために貢献していくかということが問われているのだ。世界的には、経団連や経産省のようなマイナス思考はもう許されなくなるのは目に見えているのだ。

そういう意味で、鳩山代表の決意に敬意を表したい。必ず実行してほしい、そこから日本のリーダーシップも世界に認められる道が開けてくるだろう。


  



2009年09月07日

【2千年間で最大】

北極海から氷がなくなる日は想定よりも10倍近く早くなりそうだ。

『北極圏の過去10年間の気温が、地球温暖化の影響を受けて、少なくとも過去2000年で最高の水準に上がっていることが分かった。国際研究チームが3日、サイエンス誌に発表した。
 それによると、地球の軌道が太陽から少しずつ離れ気温が下がっていくはずの期間にも関わらず、人間が排出する二酸化炭素などの影響で、気温は逆に上昇しているという。
 研究に参加した米国立大気研究センターのデビッド・シュナイダー氏は、電話インタビューで「北極が気候変動の影響を非常に受けやすいことが浮き彫りになった。(気候)システムに起きていることを最も早く目撃できる場所であり、今後地球に何が起こりうるかを知ることができる」と話した。
 「地球のエアコン」とも呼ばれる北極での変化は地球全体に大きな影響を与える。海氷が溶けると太陽の光を反射せずに吸収してしまうため、温暖化が加速する。また、永久凍土層が溶け出すと、その中に存在するメタンが大量に放出され、温室効果ガスになるという悪循環も生まれる。
 研究者らは、木の年輪や沼の堆積物などの自然の中に残された記録を元に、コンピューターを使った計算で過去の気温を割り出した。北極圏の10年ごとの気温が、これほどの年月をさかのぼって調べられた大規模な研究は、今回が初めてだという。』(9月4日付ロイター通信)


【加速化する地球温暖化】

衝撃的と言われていたIPCCの第四次報告が出たのは2007年2月。それからたった2年ほどしか経っていないのにIPCCの予測を大幅に上回るペースで地球温暖化が進行している事実が次々に明らかになっている。

その端的な例が北極海だ。ロイターの記事が伝えるところによれば、『北極圏の過去10年間の気温が、地球温暖化の影響を受けて、少なくとも過去2000年で最高の水準に上がっていること』が国際研究チームによって公表されたのだ。しかも過去10年間というのは1990年代のデータなので2000年以降さらに気温上昇が加速化していることを考えれば事態はもっと深刻だろう。

こういった北極の加速化する気温上昇によって、北極海の海氷が消滅するのは30年から40年後と言われていたのが、何と2013年にも消滅するという科学者も出始めている。それを裏付けるような現実が進行しているのだ。

加速化する北極海の温暖化。北極の温暖化は即、地球全体の温暖化を加速することになると言われている。果たして、人類はもう地球温暖化をとめることが出来ないテッピング・ポイントを超えて、ポジティブ・フィードバックの領域に踏み込んでしまったのだろうか。  


2009年09月04日

【変なサービス】

そんなサービスまでしてやるべきことなんでしょうか?はなはだ疑問です。

『英南部サリー州のテーマパーク「チェシントン・ワールド・オブ・アドベンチャーズ」で、ジェットコースターに乗りたがらない親でも、子どもたちと一緒に高速の乗り物を楽しめるよう、催眠術をかけるサービスを開始する。
 同パークが今年実施したアンケート調査では、親がスピードのある乗り物を敬遠することについて、子どもたちは不愉快に思っていることが分かった。総支配人のデビッド・スミス氏は「ファミリー向けの施設としては、子どもたちと同じように大人が楽しんでくれることも重要だ」と語った。
 催眠術療法士のスティーブン・リグビー氏によるセッションは、10月9日からスタートし、ウェブサイト(www.chessington.com/shoutabout)に応募した子どもの両親が対象となる。
 リグビー氏は「子どもたちの親は、叫んだり目を閉じたままでいるなど、様々な方法で恐怖を克服しようとするが、この方法を使ってくつろいで楽しんで欲しい」と説明している。』 (8月31日付ロイター通信)


【行き過ぎ?】

こんなサービスは明らかに行き過ぎだと思います。いくら子供たちに楽しんでもらうためだとは言っても、親に催眠術までかけてジェットコースターに乗ってもらう必要がどこにあるんでしょうか?僕にはまともな考えには到底思えませんね。

そもそも催眠術と言う行為自体、僕にはあまりいいイメージはありません。たとえ催眠の専門家である催眠術療法士が行うにしても、単なる娯楽のために一時的にせよ、ジェットコースターという動きの激しい乗り物に乗る人を催眠状態において恐怖の意識を取り除けば、万が一不可抗力的な事故が起こったときに催眠術にかかった親は子供を助けるどころか、自分の身の安全さえも認識することが出来ない可能性があるのではないでしょうか。

まったく、一体何を考えてこんなサービスを堂々をやろうとしているのか、このニュースには本当に驚きました。みなさんはどう思われますか?  


2009年09月03日

【運転中の電話】

日本でもまだまだ運転中に携帯電話をしているドライバーをよく見かけますが、アメリカではようやく走行中の携帯電話禁止の法律が各州で整備されはじめた段階のようです。

8月31日号アジア版タイム誌「Driving Us to Distraction」というタイトルで、「メールもダイヤルも危険、でもハンズ-フリー携帯も本当に安全なの?」という記事が載っています。

Driving Us to Distraction. Texting is dangerous. Dialing is too. But is hands-free technology that much safer?

【マルチタスクは危険】

米国では現在17の州とワシントンDCで走行中の携帯電話が法律上禁止となり、7つの州でハンズ・フリーの携帯電話も禁止となっているそうです。それに加えて先月上院で全米の州で運転中のメールのやり取りを禁止する法案が可決されました。というのは7月に自動車安全センター(the Center for Auto Safety in the US)が携帯電話を走行中に使用するのは危険だという報告書を出したのがきっかけでした。

長年携帯電話の危険性について研究しているユタ大学のDavid Stryer教授によれば、走行中に二つ以上の操作が出来る(マルチタスク)ドライバーは、たったの2パーセントにすぎないと見ているそうです。しかもその2%の人たちは優秀な戦闘機乗りくらいの能力があるとのこと。それほど普通のドライバーが運転しながら携帯電話を操るというのは危険なことなのです。

【ハンズ・フリーも危険?】

しかしもっと興味深いのは、日本でもスーパーなどで売られているハンズ・フリーの携帯電話機器を使っても事故の危険性は少なくならないということでした。なぜなら、人間は音に集中しようとしたら、脳がコントロールする目の能力まで減少するというのです。

もちろん、そうではないとする研究結果もあるのですが、僕ら一般人からすれば「やはり、そうか」というのが率直な印象でした。

運転中は運転に専念して、携帯電話は使用しない。これは法律があるからとかではなく、自分と周囲の人々の安全を確保するためには最低限必要なことでしょう。みなさんは、警察官がいないからといって運転中にメールなぞしていませんか?


  


2009年09月02日

【これからの車】

地球温暖化の影響を極力抑えるために有効な手立てとして、今ガソリン車に代わって電気自動車(EV)がいよいよ実用車として世界中で脚光を浴びつつあります。そんな中、自動車メーカーにとっては、この大不況の中での最後の切り札としてEVの開発・販売が至上命題となってきています。

8月31日号のアジア版タイム誌に「中国のパワープレイ」("China's Power Play")というタイトルで、EV市場での中国企業の野望が取り上げられています。

China' Power Play --- The market for electric cars is about to get bigger - and Beijing wants Chinese firms ready to cash in


【弱点が強みに】

日本では現在トヨタやホンダがハイブリッド車で先行していますが、いづれ車の主流はEV車になっていくというのが大方の見方ではないでしょうか。EV車といえば、日本車では三菱自動車の「i-MiEV」や日産の「リーフ」などがすでに参入していますし、米国車ではGMが「Volt」を発表しました。

しかし、タイム誌が注目しているのは、中国の電気自動車です。昨年12月に中国で発売されたBYD社のハイブリッド車「F3DM」に続き、この6月には米中合弁で「Coda」というEV車がデビュー、来年にはカリフォルニア州で販売される予定です。価格は45000ドル(4.2百万円)、1回の充電で145-193キロを走ります。これだけでも欧米や日本のクルマにも引けをとらない性能と価格競争力を持っていると言えます。

では何故、中国がそれほどEV車を国を挙げて推進しようとしているのか。それは、先ずEV車は比較的新しい技術であり、技術や販売などあらゆるフィールドで長い歴史をもつ欧米や日本の自動車メーカーに比べると歴史の浅い中国の自動車メーカーが優位に立てる可能性があるからです。まさに電話インフラのなかった途上国で携帯電話が急速に普及したのと同じように、弱みが強みとなりえるからです。

また、不況で買い控えが広がっていて、しかもガソリン車の魅力を知り尽くしている欧米などの消費者に比べると、依然として景気もよく、自動車の売れ行きもいい中国の国内マーケットが控えていることも強みとなっています。さらには、EV車に積極的に取り組むことで、CO2排出削減を世界にアピールすることにもなります。

【解決すべき課題】

ただし、課題もあります。先ずは価格。45000ドルではまだまだ中国国内ではガソリン車の価格に対抗して消費者に買ってもらうには高いといわざるをえないでしょう。また、中国では自動車を取り巻くインフラはまだまだ発展途上であり、標準的な家庭でもEV車の充電が手軽に出来るとは限りません。

それでも、米国などと連携して自動車市場を戦い抜いてゆくには、最良の選択肢であることは間違いないでしょう。日本のメーカーもうかうかしてはいられないのではないでしょうか。  


2009年09月01日

【意外なモノ】

意外なのか、それとも常識なのか、現代人らしいモノですね。

『大きな地震のとき、家から一つだけ物を持って逃げるとしたら――。9月1日の防災の日を前に、インターネット調査会社マクロミル(本社・東京)が、全国500人を対象にアンケートを行ったところ、財布や印鑑を抑えて「携帯電話」が1位になった。

 大地震の際に持ち出したい物を一つだけ選ぶ質問で、27%が携帯電話と答えた。10代は38%と突出し、50代以上でも、ほぼ4人に1人だった。2位は財布(24%)、3位は通帳・印鑑(9%)だった。

 災害時に、携帯電話の利用者が家族や友人の安否を確認できるサービスについては、77%が「利用したい」と答えた。実際に地震に遭った経験をもとに、「停電でテレビが使えず、ワンセグ(携帯端末向け地上デジタル放送)が役に立った」「携帯のライトのお陰で、割れたガラスを踏まずに済んだ」など、通話やメール以外の活用法も寄せられた。』(8月29日付読売新聞)


【非常時の携帯品】

10年近く前に阪神淡路大震災が起きたときには、今ほど携帯電話は普及していませんでしたが、あの時パソコンのメールやらラジオやらが意外に役に立ったという話を聞いたことがあります。確かにパソコンのメールは安否を気遣う家族と被災者を電話のように双方が同時間に連絡しあうことなく、いつでも閲覧できるという意味で災害時には貴重な通信手段になるようです。

であれば、最近の携帯電話は当時よりも急速に、しかも高度に進化していますから単なる通信手段としてだけでなく、テレビで災害の情報を確認したり、銀行口座を確認したりといろいろな手段に使えそうですね。

大地震が起きて3日くらいをどうにか生き延びれば、救援の手が差し伸べられる可能性があるとすれば、充電が出来るのかなどいくつかの問題点はありそうですが、非常時の携行品として携帯電話を選ぶのは賢明な選択なのかもしれません。みなさんは何を持って逃げますか?  



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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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