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2009年12月29日

【努力の人】

最近では珍しい「美談」ではないでしょうか。

『「弁当屋ボクサー」が輝いた――。

 20日、東京・後楽園ホールで行われたボクシングの全日本新人王決勝戦で、フジタジム(福岡市西区)所属のバンタム級・坂本英生が、「新人王」を獲得。日中は弁当配達のアルバイト、夜はジムで世界王者への夢を追う24歳が飛躍した。

 坂本は、階級ごとに東日本と西日本の代表が対戦した試合で判定勝ちを収めた。戦績はこれで9戦7勝(2KO)2分け。「東高西低」とされるボクシング界で、無敗のままタイトルをつかんだ。

 佐賀県嬉野市出身。3度目の挑戦でプロテストに合格したが、ファイトマネーだけで生計を立てられるのはほんの一握り。生活と練習の両立を求めて職を転々とし、今年1月から「お弁当のあじや」(福岡市西区)で働く。オフィスなどへの弁当配達に駆け回り、容器の回収を終えると午後5時近く。練習はその後だ。

 勤務先の支援が大きかった。倉園幸治社長(31)は東福岡高時代にサッカー部に所属。レギュラーにはなれなかったが、全国屈指の強豪で3年間頑張った経験がある。「他人の夢を応援することは、自分のそれをかなえるのと同じぐらい大事」という持論から、トランクスやシューズなどの用具代を負担するほか、今回社員約30人で応援に駆けつけた。

 坂本が新人王で獲得したファイトマネーは手取りで7万円足らず。アルバイトの身分にこだわるのは、「プロボクサーだという自負があるから」と坂本。これからも「弁当屋ボクサー」を続けていく。』(12月26日付読売新聞)


【ハングリーがぴったり】

この坂本選手、実はこの記事の前に先月だったかKBCの朝のテレビ番組で紹介されていて知りました。ボクサーで身を立てるのは至難の業というのは今も昔も変わらないようで、この坂本選手も弁当屋でアルバイトしながら「チャンプ」を目指していたのです。

働く職場の社長をはじめとする周囲の温かい応援が彼を支えてくれています。日本人の若者にも、これほどの真面目さとハングリー精神を持っている人がいる。すばらしいですね。

坂本選手、これからもがんばってください。蔭ながらファンとして応援します。  



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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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