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2010年08月10日

【100万円を店に】

世の中にはいろいろな人がいるものです。

『大阪市住之江区のラーメン店で先月27日、男性客が「これで子どもたちにラーメンを食べさせて」と100万円を置いて立ち去った。

 店は6日まで、1杯650円のラーメン計1540杯を高校生以下の子どもたちに無料で提供。子どもたちは男性客を「100万円おじさん」と呼び、「お礼を言いたい」と似顔絵をもとに探している。

 店は「麺(めん)匠味冨久(みふく)住之江本店」。男性客は午後3時頃にラーメンなどを食べて、料金と一緒に新札の束を置いていったという。30歳代で眼鏡をかけていた。

 店側は拾得物として住之江署に届けたが、翌28日に電話があり、「子どもに食べさせてやって」と念押し。届け出た拾得物は、落とし主が3か月現れない場合以外には拾った人に戻らないが、中川一郎店長(35)は「暗い話題が多い中、良い話。希望に応えたい」と2日から、店の負担で無料サービスを始めた。 』(8月7日付読売新聞)


【100万円の使い道】

このラーメン店、無料サービスを始めた初日は、近所の中学のサッカー部員ら約70人が来店し、その後、口コミで広がり、集まった子どもたちで行列ができるほどになったといいます。

店長のアイデアで100万円を置いていった人に「お礼が言いたい」という子どもたちのために、店は似顔絵を張り、子どもたちに「会ったらお礼を」と呼び掛けているそうです。また、店内には「おじさんありがとう」「今度はオレの家に100万円ちょうだい」などラーメンを食べた子どもたちのメッセージも張られているとのこと。

100万円をポンと置いて行かれたこの方の善意には頭が下がりますが、ただでラーメンを食べられると集まる普通の子供たちよりももっとこの100万円を別の形で、ラーメンどころか飢餓に苦しんでいるような子供たちのために有効に使えないのかなあとも思ってしまいます。みなさんはどう思われますか?

  




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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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