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2007年10月20日

【ついに営業禁止】

ついに営業禁止にまで発展した。

『赤福(三重県伊勢市)の製造日偽装問題で、同社が店頭で売れ残った「赤福餅(もち)」を回収し、餡(あん)と餅を分離するなどして再利用していたことが18日、農水省の調べで分かった。製造日表示のJAS法違反に加え、消費期限に関する食品衛生法違反の疑いも強まり、同省は19日、同社本社など3カ所に各地保健所と合同で立ち入り検査に入る。
 農水省によると、赤福は前回の立ち入り検査に対し、「商品の再利用は行っていない」と説明していたが、農水省の質問に18日夜、文書で回答し、再利用を認めたという。
 同社は赤福餅などを自社で配送。小売店やパーキングエリアの売店、キオスクなどに並べていたが、売れ残ると商品を回収し、本社、大阪、名古屋の工場で冷凍したり、餡と餅を分離したりして再利用していた。社内ではこうした再利用を「むき餡、むき餅」と呼んでいたという。』(1018日付産経新聞)


【時代の流れ】

赤福と言えば伊勢のお参りに行かずとも観光・伊勢の代表的な土産物として誰もが知っている有名な食べ物だ。僕も何度か食べたことがある。そのもちもちした食感に何か懐かしい日本の伝統の味のようなものを感じたことを覚えている。

その赤福がこともあろうに30年にもわたって製造年月日を偽装していたというのは創業300年の歴史に一大汚点を残したことになるだろう。

30年前は賞味期限や製造年月日に対する考え方は今とはまったく違っていたかもしれない。でも最近では不二家や「白い恋人たち」の偽装問題が次々と発覚する中でいづれ赤福の経営者も自社の問題が指摘されると思っていたのではないだろうか。それを速やかに自ら発表し、是正措置を取らなかった事のほうが重大だろう。時代が変わったのだ。

たとえ老舗であっても時代の流れを敏感に感じ取り、適切に経営の舵を切るのが経営者の役目だ。以前からやってましたでは済まされないと赤福の経営陣は深く反省して出直してほしいと思う。

そしてまたおいしい赤福を店頭に並べてほしいと願うのは僕だけでしょうか。  



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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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