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2008年12月22日

【高額で落札】

ブッシュ大統領はどうしてこうまで風刺の対象としてぴったりハマルのだろう。

『イラク人記者がブッシュ米大統領に靴を投げ付けた騒動をテーマにしたオンラインゲームが人気となっているが、その一つが15日に登場してから4日で早くもインターネット競売大手の米イーベイに出品され、5215ポンド(約70万円)で落札された。同ゲーム制作者が19日、ロイターに明らかにした。
 英国人アレックス・チュー氏が制作したオンラインゲームsockandawe.comは、記者会見の壇上に見え隠れするブッシュ大統領に靴を投げ、30秒間で何個当てられるかを競うというもので、これまで数百万人が訪れる人気サイトとなっていた。
 同ゲーム立ち上げから3日間をサーバー維持のために費やしたと語る同氏は、「とても格好良いことだ。月曜日に構想を練って、火曜日に立ち上げて、水曜日に人気となり、そして木曜日に撤退した」とコメント。
 同氏によると、ゲームの落札者は英国を拠点にするインターネットメディア会社で、競売での売上金は同氏が経営する会社の資金にするという。』(12月21日付ロイター通信)


※ 靴投げゲーム("Sock and Awe")のサイト・・・・http://play.sockandawe.com/

( このゲーム、絶対一度試してみてください。ハマリますよ。)

【靴投げの意味するところ】

それにしても、イラク人記者の靴投げ騒動は任期が終わろうとしているブッシュ大統領にとっては、映像にあったとおり本人もまさに「苦笑い」だっただろう。

任期最後にイラクに出向いて自分のやった功績を内外に示す機会にしようと思っていたブッシュ氏にとっては「最後にイラクにしてやられた」のだから。

報道によれば「靴を投げつける」という行為は、イラクでは相手に対する最大の侮辱になるという。ブッシュ大統領は、ある意味、イラク人記者によって最大の侮辱を受けたのだ。ブッシュ大統領の反射神経の良さのおかげで、実際にそれで怪我をしたりしたわけではないので、ブッシュ氏自身や米国の関係者にとっては半ば笑い話で済んでいるがイラク人記者はこれによって懲役15年近い懲罰が課される可能性があるというのだから笑えない。賛否両論あるものの、罪に問われることを恐れずにやったのだから、イラク人の中には英雄扱いする人も出てきて当然だろう。

【ブッシュの罪】

靴を投げられたブッシュ大統領は、本当にこの8年間に世界に取り返しのつかない大罪をいくつも犯した。イラク戦争しかり、地球温暖化への消極的な姿勢しかり、今回の金融危機の遠因を作った罪もしかり、とにかく数え上げればきりがないくらいだ。

そういう意味でも世界中の人が実際に出来ない腹いせをゲームでやるのも面白いのかもしれない。来年1月には去っていくブッシュ大統領よ、靴を投げられた意味をもう一度よく考えて欲しいものだ。
  




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